あらすじ
業界話題の才能・ひの宙子による、天才ピアノ少女と母殺しの激情サスペンス!
北海道の田舎町。ピアノ教室の家に暮らす中学生・律と、その教室に通うことになった転校生の小夜。あるピアノコンクールをきっかけに2人は仲を深めていく中で、小夜は律に、母親を殺したいと告げた。時は経ち、十年後。律は東京の週刊誌編集部で慌ただしい日々を過ごしていたその頃、地元北海道では白骨遺体が発見されて騒ぎになっていた――。
十年前の記憶と十年もの空白。その時の長さなど無視するかのように、いま確実に、物語は動き出す。
オムニバス短編集『グッド・バイ・プロミネンス』(祥伝社)が多くの心を揺さぶった著者・ひの宙子が、「月刊アフタヌーン」で初の長編連載に挑むのがこの作品。第1話目は異例の8Pカラー付きでスタートし、『グッド・バイ・プロミネンス』を連載した「FEEL YOUNG」とのコラボ企画も話題となった。
感情タグBEST3
毒親
毒親をどう乗り越えるのか? 離れるのがいいけど、子どものときだと離れられないことの方が多いよね… ここでは、究極の選択をせざるを得なかった女の子たちの、友愛・寄り添いが描かれていて、絵於お話が合っていて秀逸です。続き、読みたい。
Posted by ブクログ
何となしに買ってみたけど、後半鳥肌が止まらなかった。物語自体はそこまで珍しくはないんだけど…主人公と友達の関係がとても真摯で、切なくなりました。
匿名
とにかく引き込まれます。ストーリー、キャラクターたちの表情に心情描写。そして、これらをさらに魅力的にみせるコマ割り表現。素晴らしい、もとい凄まじい作品です。