【感想・ネタバレ】最後に伝えたかったこと 故人に届けたい47のメッセージのレビュー

あらすじ

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この本は、誰かに見せるためではなく、葬儀や法要の際に、遺族が故人に宛てた言葉をそっと書き留めていたものでした。今、一番あたり前の存在になっている人が、もっとも大切な人であることを忘れないでください。この本が、身近な人へほど「想いは言葉にして伝えることが重要」ということを考えていただく機会となれば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。

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Posted by ブクログ

僧侶である著者が、葬儀や法要で遺族が故人にあてた言葉を書き留めていた手記をまとめたものです。


両親や子ども、パートナー。
身近な関係であればあるほど、私たちは甘え、そしてまた期待をしてしまいます。

親なんだから当たり前、夫なら(妻なら)こうすべき、と期待を掛けるとき、

私たちは与えられていることには気も留めず、「もっともっと」と求めてばかりいるのかもしれません。

この本の中で紹介されている47の手記には、最愛の人に伝えたい"想い"があふれています。
それは、何かを求めるのではない、ただ"愛おしい"という気持ち。

そんな気持ちに、失って初めて気がつくのはあまりにも切ない。

ならば、今、私たちにできることは何だろう?
そんなことを考えるきっかけになる1冊。

是非、読んでみてください。

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2011年03月06日

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