あらすじ
保険診療のみの皮膚科は、他の診療科に比べ保険点数が低く、多くの患者さんを診療しなければいけないので、どうしても医師が疲弊してしまう。
一方、自費診療のみに特化した美容皮膚科のなかには、利益至上主義になり、患者さんに大きな負担を強いるところも。そこで本書では、保険診療と自費診療のお互いのメリットを活かし、デメリットを補完しながら、確かなエビデンスに基づいた治療をおこなう「ハイブリッド皮膚科」を提案する。患者さんも医師もスタッフも幸福度が上がる、新しい皮膚科クリニックのあり方について考えを深める一冊。
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Posted by ブクログ
書店でジャケ買い。
そもそも、なんか見たことある病院名だな、と思ったら、ヒゲ脱毛で調べてる過程で気になってたところだった。メモで『一番良さそうだけど、大阪』と書いてあって早々に断念したけど。
まずかなり読みやすい。最初の30ページ読むだけで、皮膚科の問題点がわかりやすく書いてある。
そして、そこからハイブリッドとは何か、メリットがよく纏まっている。
というか、本店がおそらくテナントらしいが、wifiついてんのかよすげーな。
1番驚いたのが、皮膚科専門医(5年以上かけて皮膚科専門医研修を受けて、専門医試験をパスした医者のこと)のいない美容クリニックがまぁまぁあること。まじか、、
保健医療の限界と自由診療との相乗効果、医師の思惑などさまざまな実態を知れる。
※かなり紛らわしいが、
この本の医院は千里中央花ふさ皮膚科
似たので、はなふさ皮膚科もある。こちらも会長の苗字が花房、東大離散卒。