あらすじ
シリーズ累計10万部を突破した相続本、『ぶっちゃけ相続』がパワーアップ!
2024年「相続贈与一体化」に完全対応!
相続税対策の基本は「相続税と贈与税がかからない形で、いかに財産を減らすか」です。そのため、自分の財産を他人に渡す「生前贈与」が、相続税・贈与税対策の柱でした。
しかし2024年より、生前贈与の仕組みが大きく変わります。現行法では、「死亡日から遡って3年間に贈与された財産には相続税がかかる」という仕組みがあるのですが、この度の改正で、その3年間が7年間に延長されました。これによりいわゆる「駆け込みの生前贈与」が難しくなり、相続対策における生前贈与の優位性が落ちました。
今後の対策としては、「相続時精算課税制度の有効活用する(もともとあった制度ですが、この度の改訂で、使い勝手が飛躍的によくなりました)」「生前贈与は孫にする(孫が相続人に当たらない場合、上記の持ち戻し制度は適用されない)」「贈与税を戦略的に払う」などがあります。
上記の生前贈与の改訂に加え、「相続登記の義務化」「土地放棄制度の活用法」「不動産(タワマン)節税の規制」など、相続の最新トレンドを盛り込み、相続のあらゆる不安を解消する1冊になりました!
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Posted by ブクログ
・遺言書でも手出しできない遺留分、法定相続分の半分
・生前贈与、遺産の前渡し分を特別受益と言い、遺産分割協議においては前渡し分を加味して分け方を考慮.特別受益の持戻し。
・配偶者居住権、配偶者には居住権を、それ以外の所有権を別人に相続
・遺言書、勝手に開封NG, 要検認
・法定相続取得金額、税率、控除額: -1000, 10%, 0/ -3000, 15%, 50/ -5000, 20%, 200/ -10000, 30%, 700/ -20000, 40%, 1700
・相続税8割引き、小規模宅地等の特例
・配偶者の税額軽減、一億六千万まで無税、但し二次相続まで要考慮
・教育資金一括贈与1500万円