【感想・ネタバレ】ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本のレビュー

あらすじ

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行動経済学を改めていちから学び、“かしこい消費者”を目指す本。様々な実例や実験を図解でわかりやすく説明しているので、経済学が苦手な人でもスッとよくわかる。「カモにならない」など、すぐに役立つ囲みコラムも楽しい。

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Posted by ブクログ

とにかく読みやすい。ただ、数多くの項目にわかりやすい説明が一つ一つしてあって、理解できた気になるが、頭に残りにくい。深掘りするための二、三歩手前の本かな。

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2025年01月28日

Posted by ブクログ

行動経済学についてわかりやすく記載されている本。
価値関数と確率加重関数のグラフを見るだけでも読む価値あり

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

自分の行動を振り返ってみると、人間の心理に動かされていて損をしていたり、相手の思惑に流されていたと感じる場面が多々。あの行動は今度からやめよう。と自分を客観視できました。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

 本書は、行動経済学の超基本というだけあって、行動経済学についてわかりやすく学べる内容であったと思う。図解があって読みやすく感じた。人間の行動には、様々な名称で説明されるバイアスによって影響を受けているのだと認識できた。ただ学んだだけでなく、自分の行動や他者との関係についても、行動経済学の観点を意識していくのが大切であると思う。

はじめに
・本書のテーマ「行動経済学を知って賢い消費者になろう」
序章
・経済学→完璧な人間「ホモ」・エコノミカス」が対象
・行動経済学→普通の人(ほどほどに合理的で自制的で利他的)が対象。心理学×経済学
・行動経済学を知ると、心理的バイアスに判断が左右されていることがわかる
1. 人はこんなに不合理な行動をする
・人は得より損を大きく感じる→損を避けようとする(損失回避)
・一つの鮮やかな印象が総合的な印象に影響(ハロー効果)
・現在の自分を未来に投影(投影バイアス)
・手にしたものを実際以上に評価し手放したくないと感じる(保有効果)
・単純接触によって対象への好感度が高まる(ザイオンス効果)
・今すぐ手に入るものに価値。将来は今よりも価値が低くなる(時間割引)→ダイエット中の今ケーキを食べる>将来やせて憧れの服を着る
・過去に支払った取り戻せないコスト(サンクスコスト)→ビュッフェで楽しむよりも食べることを優先してしまう
・変化を嫌う(現状維持バイアス)→変化があると損をする可能性がある
・損得ゼロやプラスにして喜ぶ心理(ブレークイーブン効果)
2. 賢い消費者になるための行動経済学
・松竹梅で竹を選んでしまう心理(極端回避性)→売る側が知っていたら…
・最初に示された数字などに強い影響を受ける心理的バイアス(アンカリング効果)
・同じ対象でも見え方が変われば異なる受け取り方(フレーミング効果)
・心のなかにはいろんな財布がある(メンタル・アカウティング)
・少しでも始めるとやる気がでる(エンダウト・プログレス効果)
・いざというときにといったあいまいな考えで保険に入る(保険文脈)
・自分の行為の正しさを強化(確証バイアス)
3. 生活のなかの行動経済学
・自分に認識と現実が矛盾した状態や不快感(認知的不協和)
・論理的に考えた上で感覚的に判断(代表性ヒューリスティック)
・思い出しやすい記憶を優先して評価する傾向(利用可能性ヒューリスティック)→夫婦の家事分担が自分の方が多いと思い込む(相手の家事が見えないだけ)
4. こんなところにも行動経済学
・社会的選好(返報性、互酬性、利他性)→他人のために行動して幸せな気持ちに
・自分を事実以上に評価(コントロール幻想)
5. ナッジはこんなところで使われている
・人間の行動をより良い方向へ促す仕掛けや手法
・選択肢の構造化、デフォルト、フィードバック、インセンティブ

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2025年01月06日

Posted by ブクログ

私達は何かの購入や選択において正しい判断をしてると思いがちだが、実はその判断はこんなに非合理的なんだよ、と気付かせてくれる良書。

人は損得をゼロにして不満を埋めたがる、損を認めたくないから更に損をする、リスクに訴えると人は動くなど、人間の行動心理を巧みに利用したサービスや広告がいかに多いかに気付く

逆にこれらのトリックや自身の行動特性を知っておけば、これまでよりも合理的な判断が出来るようになりそうだ。こういう知恵は学校の社会でもどんどん教育してほしい。

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

〜行動経済学は、心理学と経済学を融合したものである〜
 日常の中で無意識に行なっている消費行動や行動する際の考え方などの原理がイラストを用いて書いてあるので、読書初心者や経済学初心者でも読みやすい。
 セルフコントロールをしたい人、人間関係をスムーズにしたい、社会や企業の改善に役立てたい人におすすめ

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

おもしろかった!
CMで「行動経済学」を耳にして、どんなものか気になってた。
経済学+人の感情=行動経済学

相反するように感じていた、学問と人の心が合わさってできた学問。経済学と聞くと難しそうに感じるけれど、行動経済学は「わかる!」と思うことや身に覚えのある内容で興味をもてた。
こういう影響を受けやすいから気を付けて!というよりも、こういう心の動きがあるよ、と教えてくれるような感じ。
イラストも多くて、見開きページでキーワードが説明されるのでわかりやすかった。

また読み返したくなると思うから、手元に置いておきたいな。

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2024年11月02日

Posted by ブクログ

わかってる!わかってるんだけどそう行動しちゃうんだよ、って言うのは全部名前がついてるんだなぁ…
難しい現象や心理現象の名前を覚えたい気もするけどこれは入門書として最適。
旅先のお土産は、なんであんなに別予算なんだろう笑

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

日常生活にも使われているもので、興味深いとともに人間の深層心理を上手く利用してモノを売りつけているといったこともあるので、買い物は注意深くしようとも思った。

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2023年06月25日

Posted by ブクログ

おそらく普段から行動経済学に触れている方にとってみればほんまの基本だと思いますが、この学問が身近ではない私にとってはすごくわかりやすい内容でした。
仕事ではリンクさせることが難しいですが、自身の行動とリンクさせたいです。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

眠れない夜にざざざっと読んだ
楽天お買い物マラソンはめっちゃ賢い人が作ったんやろな〜と思いました
上手にセルフコントロールできたら良きだよね

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

確率加重関数
「実際に起きる確率」≠「主観的にそれが起こる確率」
0.100%→同じ
70〜90%→実際に起こるものより低く感じる
0〜20%→実際より高く感じるか

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

経済学と心理学を融合させてお金や経済活動の仕組みを研究する、行動経済学についてわかりやすく書かれている。
中断している事柄をよく記憶するツァイガルニク効果や、理想と現実のギャップから生じる認知的不協和など、「あるある!」な出来事の名前を知るのは面白かった。
人間の心理を客観的にみて、自分でよく考えて選択できる人になりたい。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

超基本というだけあって、本当に広く浅く様々な理論を解説してくれてます。挿し絵も分かりやすく、行動経済学の基礎知識を得るには最適な一冊かも。

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2025年01月20日

Posted by ブクログ

なんの気なしな行動でも理論で説明できると言われた気がして、それに反論したくなってしまった。またこれも行動経済学のどこかに当てはまるんだろうなぁ。

買い物に関する例が多くて、行動経済学と消費行動は関連が深いのだとわかった。衝動買いしそうなときはふと立ち止まってみようと思った。

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2024年10月04日

Posted by ブクログ

読みやすい内容で、興味を引く内容でした。どんどん読み進めることができた。人は不合理な生き物であり、印象で左右もされる。行動心理を理解した上で適切な行動もとりつつ、たまにはそのときの気分に流されるのもいいかなと思った。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

基礎的な内容。大枠を理解できた。
心理学との繋がりがある事を学んだ。
自分がふと購入してしまう様々な行動に対して、理論的に解説されていて面白い。

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2023年04月03日

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