あらすじ
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日本語ってこんなに奥が深くて面白い!実際の調査データに基づいた、目からウロコの日本語エッセイ!・グラフ多数掲載!NHKならではの徹底した調査データに基づき、“本当に使われている日本語”を読み解く・敬語・用字用語・語彙・文法など、バラエティに富んだ切り口!軽妙な文章で読ませる!・著者は「ラジオ深夜便」にコーナーを持つ、NHK放送文化研究所の主任研究員。『三省堂国語辞典』の編著者のひとりでもある。実際の調査データに基づいた、目からウロコの日本語エッセイ。たとえば、「週末」といったとき、金曜日が含まれるのかどうか、カレー好きを「辛党」と言っていいのか、実は、世代によって解釈が違うのです(答えは本書にて)。ひと目でわかるグラフも満載。敬語・用字用語・語彙・文法など、バラエティに富んだ切り口で言葉に迫る。日本語ってこんなに奥が深くて面白い!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
言語は変わるものだから、と新しい言葉遣いを完全に肯定するでもなく、ただしい言葉遣いをしろ説教くさくなるでもなく、ただその変化をデータとして見せ、「今はまだこの言い方が受け入れられやすいかもしれませんね」と柔らかな口調で伝えてくれる。
子どもの手本にならねばと正しい言葉遣いに雁字搦めになっていた頭を少し柔らかくしてくれた1冊でした。
Posted by ブクログ
『NHKが悩む日本語』を少し前に読んだ。
その著者のひとりでもある、塩田さんの単著。
NHK放送文化研究所が行っている調査をもとに、ある表現の許容度が世代により、あるいは地域により差があり、ゆらいでいるさまを示していく。
最初の方の章は、比較的最近見られるようになった表現を扱っている。
例えば、「改札らへん」、声を出さない「号泣」、有名な「逸話」など。
こういうのは、自分も違和感がある。
「たり」は対にしなければならないか、「~市郊外」は市内か市外か、「住所がかわった」がいいのか、「住所が変わられた」がよいのか。
ここまでくると、自分も大いにゆらいでいることがわかる。
自分は(同年代より)伝統的な用法になじんでいる方なんだろうな、と思っていたら、そうじゃなかったりするのが新しい発見だった。
最近気になっているのは「~するべきだ」の否定形。
自分は「~するべきでない」だと思っているのだが、最近「~しないべきだ」という言い方も見聞きする。
この辺りは調査があるんだろうか。
Posted by ブクログ
こういうアンケートもウエブでとるんだ。いろいろ新しい話が合って面白かった。実は私の言語感覚は70代浪であったことよ。結構面白かった。
Posted by ブクログ
気になる日本語の使われ方について。
伝統的な日本語の使われ方、近年での使われ方などについて書いてあります。
年代別に言葉の感じ方についてアンケートをとってあり、自分の感じ方が多数派なのか知ることができて面白いです。
Posted by ブクログ
面白かった!
今勉強している日本語教師の内容に役立ちそう、グラフページの赤いトピックが読みづらいので中年以降読者にもう少し配慮してくれると星4つ。
Posted by ブクログ
地域によりあいさつの時間帯が異なるデータ等は面白かったが、助詞の違いによる印象などは特に学術的な言及はなく、物足りなかった。取り扱った語句を用いたオチが毎度毎度あってビミョー。