【感想・ネタバレ】猫を処方いたします。2のレビュー

あらすじ

京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった! 彼氏との関係に悩む女子大生、妻に先立たれた老人、保護猫センターで働く男……。「処方猫」と過ごす時間によって、患者達の心の傷は少しずつ癒えていく。一方、猫を処方する“ニケ先生”には何か秘密があるようで――? 猫と人の絆を描いたシリーズ第二弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

猫好きなので可愛い猫の表紙とユニークなタイトルに惹かれて読んでみました。私は2から読んだのですが、内容についていけないなども無く1から読まなくても特に問題無いと思います。

本の中は短編約4篇構成。
なので、シリーズものではありますが、とても読みやすいです。色々な猫が出て来るので、猫について知識がある又は猫飼いの経験がある人は「あるある〜笑」と思いながら楽しく読めると思います。 

基本的に、時々笑いありの優しい時間の流れる話ばかりですが、少し可哀想なシーンもあるのでそのような表現やシーンが苦手な方は注意⚠️(残虐なシーンはありません。)

しかし、本にあまり慣れていない私でもスルスルと読めるので、猫が好きで短編を読みたい方や本を読んでみたいけど何から読めば良いか分からないという方におすすめしたい小説です。

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2025年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

また泣かされてしまった…
猫は人間が思っているほど人間に依存していなくて自分の世界を生きている…
依存しているのは人間の方なんだよね。
でも実家からいなくなってしまった猫のことを考えるとそんなに割り切れない…

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2025年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

猫を処方される不思議なメンタルクリニック「中京こころのびょういん」。

今回のお気に入りは、彼氏に依存体質な萌。
色々なベンガル種の猫を預かる事によって、多方面から物事を見る事ができる様になり、依存体質が改善されて良かったです。

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2025年03月17日

匿名

ネタバレ 購入済み

心温まる物語です。

2巻はニケ先生の予約のお客さんがやっと来て…。千歳さんがニケ先生の背中を押している厳しくも優しい一面とか、一巻と同じく人と処方された猫との物語に心が温まりました。それでいて、切ないなと思う部分もあったり……。

#切ない #癒やされる

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2025年02月04日

匿名

ネタバレ 購入済み

泣ける

2巻はとても泣けました。メインはお兄ちゃんと黒猫ちゃんのお話しかなと思います。最後にどうなるのかは書かれていませんでしたが、少しでも彼らが穏やかに過ごせることを願っています。

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2024年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニケ先生のことが気になります。千歳が友弥に「あきらめないで」と言ったこと、すごく気になります。
ニケに頑張って欲しいと思ってしまいます、友弥のためにも。

「猫は餅だ。つきたての餅だ。」
名言です。あのだらーんと力の抜けた姿はまさに餅です(笑)。
登場人物につながりがあって、人物像も多角度からみられて興味深いです。
表紙も含めて猫好きにはたまらないシリーズです。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻を読んでからだいぶ積んでしまった。読み始めるとやはりほぼ一気読み。面白い。玲央奈ちゃんの様にいうてもいくらファンタジーいうても猫を処方って猫の都合は?!!と思うところもあったのだけど猫の都合含めての処方かなと。
第1話〜3話まではほのほのと心あたたまる処方例。第4話がニケ先生にかかわる物語で冒頭から涙が。
ラスト近くはティッシュかハンカチを側に置いておくことをおすすめします。

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第一話
環境が人を成長させるってことあるよね、という話。
でも成長できる人というのは
結局どんな場面でも最後には成長している気もする。
きっかけさえあれば。

第二話
妻に先立たれてふさぎこんでいた義父を
心配してくれる誰かがいるってことが幸せなのかも。
そして文句垂れながらも学んでいこうという姿勢
いくつになっても持っていたい。

第三話
抱えきれないモヤモヤを
心の中の本当の気持ちとはちょっと違う表現で出してしまうことって、
たぶん誰にでもあると思う。
気付いたとして、そうだとしても、
今までお母さんが「お兄ちゃんお兄ちゃん」だったのに変わりはなく、
恐らくこれからも変わらないと思うんだけど、
それを許してあげられるのはこの子が優しいからなんだよね。
本当は、親は甘えちゃいけないと思うんだけどな。

第四話
猫大好きだけど飼ったことはないから
いなくなることの恐怖みたいなものが実際分からない。
でも家に帰って冷たくなってたら、そりゃショックだよね…。
一人では逝かせたくない、というのは
人間のエゴなんだろうか、優しさなんだろうか。
ニケ先生の「たとえその時が一人ぼっちでも、
猫は楽しい夢をみながら逝けるだけの強さを持ってる」
って言葉は、泣いちゃった飼い主さん多いんじゃないかしら。

猫、可愛い。
ニケ先生は本体(?)が弱まってきているみたいだけど
実態がなくなると先生の方はどうなるんだろう?
千歳さんは存在出来ているから、
意識が完全に先生の方にきて、眠くなることもなくなる?
分からないけど、ニケ本体の孤高の感じと
ヘラヘラしたニケ先生がなんとなく重ならないイメージ。
これからどうなるんだろう。気が付いたら4巻も出てた。
早く読まなければ。

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私も猫と一緒に暮らしています
最初は「猫を処方する」なんて言って次々渡してトラブル起こして上手く納まって、なんて展開に、猫を軽々しく扱うなんてと辟易したものですが、
ずっと予約の患者さんを待っているニケ先生と千歳さんのお話、こんなのもう泣くしかない
電車で号泣です

家に帰ったら愛しい猫が待ってる
なんて幸せなんだろう

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2025年03月24日

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ネタバレ

今作はニケ先生の事情が少しだけ明らかになりました…!
次作は病院のお隣さんと何かあるのかなぁ…?
楽しみですd(˙꒳​˙* )

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2025年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5
面白かったし猫も可愛かったけど何故か前作ほど印象に残らんかったかなぁ

忘れんように以下軽くメモ
1話目
好きな人と離れたくない人の話。
悩みに大きいも小さいもない。小さかろうが上手く出なかったらいつか詰まってしまうからちゃんと出すもん出すことが大事。
虎徹とノエルとビビ。
2話目
奥さんを亡くしてから引きこもりの夜型になり気味のおじいさんの話。
処方されずにその場で処置する初めてのパターン。
ピンクの首輪のみちこさん。
3話目
母のことが嫌いだという人の話。
話冒頭で既に処方されててその後新たに処方されるパターン。
今ある生活のすべてが当たり前じゃないと気づくことの大切さ。
マンチカンのシャシャ。
4話目
いよいよニケ。
原因不明の昏睡状態に陥るニケを想う余り思い詰めてしまう友弥。
ずっとそばにいたい気持ちも、でも仕事がそれを許さなくて葛藤する気持ちも、原因不明の何かで苦しいかもしれない状態がずっと続くならいっそ自分が見守るそばで眠ってほしい気持ちも、同じ猫と暮らしている身だからわかる。
でもセンターに猫たちがいるからってニケだけを贔屓するわけにはいかないとか、結局死んでしまうなら何をしても無意味とか、猫に引きずられるような生き方はしたくないから線引きしてわざと遅く帰ったりとかはさっぱり理解出来ない…
もし本当にその時が来てしまった時に、遅く帰ったりそばにいなかったことを後悔しないよう、ニケを大事に大事に可愛がってほしい。

4話目の感想は何だか言語化が難しい…
まぁとりあえずは「ごちゃごちゃややこしいこと考えてないでニケのそばにいな!!!」……かな^^;
とはいえ色んな気持ちがないまぜになってああなってしまったんだろうけども……仕事でもそうじゃなくても、生命と向き合うって難しいね…

千歳さんの
「猫が遠くへ行く時、思い描くのはあなたとの楽しい時間です」
って台詞が印象的。私の猫の愛娘も、いつか未来の旅立ちの時はそうだったらいいな…

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2025年03月10日

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