【感想・ネタバレ】経営を成功させる”運”の磨き方のレビュー

金松月

中国人留学生が年商150億円の女性経営者になったサクセスストーリー＆経営哲学
中国人留学生が美容機器メーカーの社長になるまでの波瀾万丈。「人にできて自分にできないことはない」「あきらめない」を信条に日本留学を果たし、経理社員から社長になるまでの軌跡。アルバイトから社員、経営者になってもぶれない信念・哲学を知ることができます。

[ブクログ · ★★★★★]

この本は成功するための運の磨き方がきちんと書いてある。

なぜならエリートや経営者の息子、インターネットで成功したという類いの話ではなく、

中国人の貧しい農家に女性として生まれて、中国人、女性という2つの不利なポイントを乗り越えて、日本という異国で成功しているからだ。

近藤社長というカリスマの傑物と知り合えたことが大きなターニングポイントではあるけれど、

その出会いも運気をつかむ努力や幸運の女神の前髪を上手くつかめたのは本人の行動方針の中にあっただろう。

その後に会社を引き継いで大きくもしているのは本人の手腕によるところが大きそうだ。

成功者の共通点として、不利な状況からでも人の何倍も努力するというのがマインドの中にデフォルト設定されてるということがあげられる。

学歴やお金もないけど成功したい。そんな人に読んでほしい一冊。