あらすじ
パリに住む12歳の少年ジョアン。父の死により、父が働いていた理容店に引きとられる。周りから「お父さんのような理容師になってくれ」と言われ、そうするのがいいことだと思っていた。1人の男と絵に出会うまでは…。第28回小川未明文学賞大賞受賞作品。
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Posted by ブクログ
児童書でもお仕事小説好きで
ついつい手を出してしまう。
これは理容店のおはなし。
亡くなったお父さんがデキる理容師で
その共同経営者にひきとられた息子ジョアンは
いつか父親のようになりたいと思っているし
まわりからもそう期待されている。
でも、町で絵描きと彼の絵にふれて
違う選択肢もあるんじゃないかと
気がついてしまうわけですね。
親しくなった絵描きに
一緒に町を出ないかと誘われる一方
理容師の仕事もだんだんおもしろくなりはじめて
どっちを選ぶんだジョアン!と
やきもきしながら楽しく読みました。