あらすじ
試験の難しさと独特のクセから特別な対策が必要で、一般企業の「シューカツ」とは決して両立しえないマニアックな公務員試験の世界。トップ私大の学生が落ち、偏差値五〇以下の大学の学生が合格することもざらにある“水もの”。そんな特異な公務員試験ワールドを、受験生、大学、教育産業、役所、それぞれの思惑含みの視点から解説する。また、長年受験指導にあたってきた著者ならではの試験・面接突破のためのコツ・裏ワザも紹介。【光文社新書】
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
3/11の震災後に刊行された当書。公務員とはどのようなものか。公務員試験とは何か。資格スクールビジネスとは何か等々をわかりやすく丁寧に解説している。公務員を目指す方はもちろんのこと、公務員を取り巻く現況について少しでも興味を持っているという方は手に取ってはいかがだろうか。
Posted by ブクログ
公務員試験評論家による公務員試験の書。
今の中学生や高校生に人気の職種と言えば、公務員である。これは周りの大人の影響なのだろうか。公務員の何が良いのか、どうやったらなれるのかを知っておこうと読んでみた本。個人的な意見が多いのだが、話が具体的で非常に分かりやすく読みやすかった。
公務員を目指す大学生の中には公務員になる覚悟や、なってからやりたいこと、志がない者も多いとのこと。公に務めるというはどういうことなのかを教えるところが無いと。なぜ大学生が安易に公務員を目指してしまうのかというと、公務員が安定しているというイメージと大学の戦略があるとのこと。今時、大学も生徒募集に必死である。そのアピールとして有効なのが就職先のアピール。中でも公務員の合格実績というのは重宝するようで、各大学がこぞって公務員試験対策を実施しているという。確かに公務員であれば、人生も安泰で親も安心というところだろうか。
公務員受験者は国家公務員から始まって、地方へ。それも地縁のない役所にも試験を受けにいくという。何がしたいのか。。。とにかく公務員になりたいだけの人が大勢いるのが実情らしい。
いわゆるコネ合格などにも言及し、さらに公務員試験改革も提言している。非常に中身のある内容だった。