あらすじ
「…違う!こんなのは本当のボク…いや、あたしじゃない!」
カラダと心の食い違いの苦悩が臨界点に達し、自由への切望がとめどなく溢れていく――
気づいた時には身体と心の不一致に悩んでいた。
男らしくいなきゃいけない、女性を好きにならなきゃいけない、
そして…家族に迷惑がかかってはいけない――
無駄に優等生を気取ったり、突っ張ってみたり、男を演じる日々を送り続け、
そして…最後の賭けとしてホストとして女性を抱いてみたこともあったけど…。
押し殺された自分の中の“あたし”は、消えることなく湧いてきたのだった。
幸せな人生を全うすることは望めないんだなぁと、
世の中の同調圧力やマジョリティに流されて、自分ではない自分を演技し続けるんだなぁと思っていた…。
けれど、望めないはずだった恋も仲間も、幸せも、長い真っ暗闇を抜けた先には待っていて―!?
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匿名
2話目入り。
どちらも男の子として産まれ、でも心は女性なので幼いときから異性にはときめかず、同性にしか愛情が湧かないために家族からもクラスメイトからも理解されず、自分で道を切り開き幸せにあるというお話。
1話目は高校卒業まではひた隠しにしていたが、やはり本当の自分になりたいと言うことから昔の知人に再会し、そのつてで後に恋人となる人物と出会うが、ラストがちょっと切なかったです。
なんで彼は…?と謎でしたけど。
2話目の彼もアラサーの時に占い師に「幸せな家庭が築ける」予言されるが、同性愛の自分がまさか…と信じることが出来ずにいたが、予言が当たり、素敵な彼氏が出来ていろいろありながらも最終的にはハッピーエンドでした。