【感想・ネタバレ】CO2はどこへ行くのか? 炭素循環から考える気候変動のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

大気中のCO2(二酸化炭素)のC(炭素)は、陸や海との間で行われている吸収・排出によって、地球上を循環しています。そのバランスがくずれることで大気中のCO2が増え、温暖化をもたらしています。CO2の基礎知識や炭素循環のしくみを解説するとともに、「2050年カーボンニュートラル」に向けて始まった取り組みを紹介します。 [第1章]CO2とは?……CO2の性質を知ろう/CO2はどうやってできる?/CO2と温室効果 他 [第2章]CO2と気候変動……地球の温暖化と気候変動/気候変動で地球、日本はどうなる?/世界のCO2削減への取り組み 他 [第3章]CO2と地球をめぐる炭素……地球の物質循環とは?/炭素循環と炭素の貯蔵庫/バランスを失った炭素循環 他 [第4章]CO2の削減に向けて……2050年に「実質ゼロ」とは?/CO2を減らす――1.燃料を替える、2.排出を減らす、3.吸収力を高める/新エネルギーによるCO2の木炭化/持続可能性について考えよう 他

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とても詳しい。大人向けの本は概要をざっとつかめるようなものはなく、子ども向けは生活に身近な範囲と温暖化・気候変動の存在と危機までしか語らないものが多いが、本書を読めば一連の情報をつかむことができる。
原子とは何かから始まって、最新の各種研究まで触れているので、子どもたちが独力で内容を理解するのは難しい。中学生の理科履修後であればひとりで読めるので中高生向け。小学生であれば、予め大人が方向性を示してそれに合わせた調べ学習をさせるか、概要をまとめて紹介するかいずれかがよいと思う。

0
2023年10月02日

「学術・語学」ランキング