【感想・ネタバレ】巫女と銃器とハルマゲドンのレビュー

あらすじ

日本は終わりかけているのではないか……!?アメリカ軍と中国軍の基地が要求されるままに建設され、そんな疑念を抱かざるをえない世界の物語。テロの標的にされ荒廃する街をデコトラ・夢蓉丸(むようまる)で疾駆する兄妹。ふたりが、謎の軍用車と戦う巫女・美雷(みらい)を助けたとき、物語の歯車は回り始める。マンションを真っ二つにする不思議な能力をもった美雷、1時間でただのトラックからデコトラへと変容した夢蓉丸、光の中に姿を消したかつての同級生……。謎だらけの物語は、日本神話と複雑にからみ、展開していく!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦う巫女さんですよ.
古事記を背景にして描く仮想未来伝奇バトル!
と帯に書いておりました.

トラック野郎の親父がかっこよ過ぎますよ.
ただ,未来である必要は無かった気がするなぁ….
スイスイ読めた.
こういうバトルって気持ちいいよね.
生身で戦車に立ち向かう巫女さん.
絵になるねぇ….

そしてアメリカはアメリカでアメリカしてたし
中国は中国で中国してた.
面白かったよ.

0
2011年07月23日

Posted by ブクログ

ヒロインの境遇が、わりとシリアスで感情移入したくなってしまうものになっていたので、そこは良かった。
どうせならそのままシリアスで熱い話を作ってもらいたかったなあ。あいまあいまに入る無理やりなラブコメだけがちょっと……

とはいえ、続きが出るなら読んではみたい。
物語の最後に、ヒロインと主人公がどういう選択をするのか。そこを深く描き切ると傑作に化ける気がする。

評価は期待を込めて+1。

0
2011年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒロイン・武 美雷の父親が極右の人間で、神話時代の日本のように強くあるべきだとの思想から、日本のことを「葦原中国」と呼んだりしてます。
それだけです。
『古事記』と結び付けてるのはこの父親だけで、「『古事記』を背景に描く仮想未来伝奇バトル」の謳い文句は少々大げさだと感じます。

イラストはキレイだし、文章は読みやすいです。
なので、「超能力美少女の仮想未来伝奇バトル」がお好きならおもしろいです。

社会教科が苦手な私が言っても説得力がない気がしますが、歴史に興味がある方が読んでみた感想をぜひ聞いてみたいです。

0
2011年01月31日

「男性向けライトノベル」ランキング