【感想・ネタバレ】零れるよるに プチキス（３）のレビュー

有賀リエ

夏休みになると多くの入所者は親元や里親の所に帰省する。静かになった施設に寂しさを感じるよる。天雀はさえない夏を最高の夏にするために、施設からの脱走を繰り返す天雀に似た少年・ルカを連れて日帰りで旅行しようと皆に提案する。行き先は――？

[匿名 · ★★★★★]

この物語の施設は脱走したくなるような所ではないと思う。嫌な思い出があっても親のところが良い子もいるのかな。

[匿名 · ★★★☆☆]

三話目

母親のネグレクトにより児童養護施設に入った遠野夜はそこで同い年の天雀という男の子と仲良くなる。
10歳で出会った二人はその仲のまま高校二年生になっていた。
部活にバイトにまい進する天雀と勉学優秀な夜はそれぞれ将来のことを考えなければならない時期に差し掛かってきていた。
そんな中施設はお盆休みに入り一時帰宅で家に帰る子もいていつもより静かになっていた。
一時帰宅をしていた双子の兄弟の貴瀬と深瀬は里親の元でその人たちの実子とどういう立ち位置でいればいいのかわからずいづらくなり早々に施設に帰宅してきた。
天雀は彼らや夜に加えて最近来たルカという男の子を連れて夏の思い出作りのために自転車で遠出をしようという話になり……。

親や保護者との関係は人それぞれとはいえモヤる子供の気持ちはよくわかる。