【感想・ネタバレ】うしろのおしず 龍と姥神のレビュー

あらすじ

あなたの行い、見られてますよ。
古事記研究者でありベストセラー作家でもある著者の実体験をもとに書き下ろした、市井の人々の日常に潜む、ちょっと怖くて、あったかいお話

【奪衣婆 だつえば】
三途の川の畔にいる謎の老婆のこと。
死んでやってきた者たちの衣服を剝ぎ取ることから、そう称される。
剝ぎ取った衣服は、川の畔に立つ大きな木の枝に掛けられる。この木を衣領樹(えりょうじゅ)という。
衣服の重さは生前に犯した罪や穢れの度合いで異なり、大きな罪を背負っていれば枝は大きくしなり、軽い罪の場合だと、枝はほとんどしならない。
その枝のしなり具合で罪を量られ、死後の行き先が決まることから、奪衣婆は閻魔大王の妻との噂もある……。

■本書の内容
プロローグ ~死んではならぬ
第1章 出会い~姥神~
第2章 類子
第3章 大工の正司
第4章 恋とモトくん
第5章 秋世さん
第6章 ケンイチ
第7章 ジャムパン
第8章 少女
エピローグ ~あなたのうしろ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

人に勧められて読みました。悪い思考に陥ってる人たちが姥神がいる道に迷い込んで過去に誰かから聞いた訓戒を思い出して更生する話。姥神がまだ生きてるうちに出てくるのは救いがあって良かったです。自分も登場人物みたいになってないか反省しながら読みました。

0
2023年10月20日

「学術・語学」ランキング