あらすじ
篠宮ひかりは、小学生の時に父親が出ていき母親とふたり暮らし。
母を心配させまいと気丈に振舞っている中、隣に住むハーフの男の子・ノアが
「自分が兄になる」と約束してくれたおかげで寂しさは紛れていった。
学校でも常に一緒で必要以上に距離が近いノアに、いつしか恋していたひかりは妹扱いにモヤモヤ…。
大学生になり、片親同士のひかりの母とノアの父が正式に結婚!
喜ぶひかりだが名実共にノアと「兄妹」になってしまうことにショックを受ける。
しかしノアのスキンシップは一層激しくなり、ついに唇にキスされ、舌も入ってきて…?
感情タグBEST3
匿名
女性目線で見てきゅんとする描写
おにめる完結お疲れ様でした!
普段はこういった作品を読む機会がそれほど多いとは言い難いのですが、おにめるは毎回楽しみに拝読しておりました。
なぜなら女性目線で「ひかりちゃんとノアくん、二人ともが気持ちいいだろうな」とにこにこできたからです。
いわゆる性描写のある作品は、時に過激さを求めて女性の描写が不自然になっている場合もあるように感じることが多く、物語に没入できないこともしばしばでした。
しかしおにめるに関しては
・ひかりちゃんが痛くないようにしてくれていることが伝わる
・ノアくんが独りよがりな攻め方ではなく、ちゃんと女体の仕組みを知った上で相手を悦ばせようとしている
・過剰な液体表現が無く、現実と地続きのまま読むことができる
など、読んでいてリアリティを感じ、かつ不快さのない性描写で物語も場面作りもキャラクターも好きになりました。
連載本当にお疲れ様でした。これからも橘亜実先生の作品を楽しみにしております!