あらすじ
「オープンソース・インテリジェンス(Open
Source
Intelligence)」、略して「オシント(OSINT)」。重要なことはすべて「公開された情報」の中にある。
身近な問題からウクライナ情勢、Qアノンまで、情報戦争の最前線を臨場感豊かに描くノンフィクション。
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
公開された情報を収集して分析する「オシント」を紹介。従来と異なり、専門家でない人々にも、すなわち市民にも関連するのが新時代におけるオシントである。とくにインスタグラムやTikTokといったSNSは、特定屋の標的にされやすいので、普段から個人情報の取り扱いには注意しなければならない。また本書で言及されているように、SNS利用者側は、自分にとって好都合で気持ちがいい情報に警戒すべきである。
Posted by ブクログ
2,3読んだ関連テーマの本に較べると
イメージとして抱いていた国家間の熾烈な争いのような領野以外にも
「オープンソース」が充実しアクセスが容易になった時代において、密接した問題にオシントに類するものが関連してきていることを実感できるような章立て。
Posted by ブクログ
普段知ることが出来ない興味深い内容が多く、楽しめたが、タイトルとコンテンツが一致していないと思えるのはやや残念。巻末から、かなりの数の記者が書き手として参加していたことが判り、やむを得ない気もしたが、オシントと呼べる内容の核心に触れているのはごく一部の章だけであったのは期待が大いに外れた点であった。
Posted by ブクログ
池上さんの本『世界史を変えたスパイたち』で紹介されていたので読んでみた。
毎日新聞社の取材班による2022年の著作。
情報社会に生きる身として、知っておくべき情報満載だった。
一方、本書のメインテーマである、オシントの重要性、将来展望のほか、情報の洪水によるデマ、ディスインフォメーション、ディープフェイクよってに引き起こされる事例の紹介に軸足が移る後半は、やや焦点がボヤける。
故に、市民もしっかりオシントを活用して自己分析能力を高めよという警鐘として読んでおくには面白い。ストーカー被害や、コロナのワクチンにまつわるデマなど、身近な話題が取り上げられていた。
今後、よりビッグデータを活用した、事実把握が必要となっていくが、そうなればなるほどAIを駆使した分析となり、人の手から離れていくことになるだろう。
諜報活動は、ヒューミントから、既にオシントに移行してきたと思わせるが、日常生活のなかでの情報への接し方は、いかに変化していくのだろうか。
今は、過渡期なのだとは思うが、一気呵成に物事が進みそうな、不気味な胎動を感じた。