感情タグBEST3
Posted by ブクログ
豆知識あり、社会状況あり、人に関わる話あり。
科学を切り口に、さまざまな事柄が述べられているエッセイ。
著者のバランス感覚の良さと、誰にでもわかる説明、そしてそれぞれ短い文章。内容は決して浅くはないけど、テンポよく読める。
とにかく飽きない。
ホーキングの日本からの手紙への返答
ビッグバンの再現
ILCと学術会議と漫画
ブラックホールを捉える
石器時代の航海
グレタさんの演説と環境問題
リチウム電池は強運では無く出来事を逃さないことでできた
人工知能ができないこと
月200円の電気代にする人
コロナ禍のメルケル元首相の話
下水でコロナ流行予測
年をとるほど、その人の価値観や人生観が外見ににじみ出る
老後を愉快に過ごす心得に「きょうよう、きょういく」は今日の用事と今日いくところ
などなど。
「一陽来復」でありたい。
社会も人生も。
Posted by ブクログ
科学ニュースに関するコラム集みたいなやつ。
著者は完全文系で30歳過ぎてから毎日新聞社の科学環境部に配属されたということ。だからこそ、科学嫌いの人に目線を合わせて分かりやすく解説してくれている。
ただ、途中までは楽しい科学コラムだったけれど、後半になると政府批判などが目立つようになる。コロナや原発についての政府の対応について、苦言を呈するものが多い。
この本が出版された時期がまだコロナ禍の明けぬ、世間的に閉塞的な空気が漂っていたからこそなのかもしれない。コロナ禍で科学と政治の相性の悪さが露呈したのは事実だけれど、もう少し中立的な物言いでいて欲しかったなと思った。というか、自然科学のジャンルの本にするなら、政治的な意見の強いものは弾いたらよかったのでは?
Posted by ブクログ
科学のトリセツというタイトルどおり、科学関係の話題をテーマにしているけれど、トリセツというよりは、スタンダードなエッセイ集だなーというのが感想。ひとつひとつが短くて読みやすいので、とっつき易い本だと思いました。
コロナ前と、コロナ後での変化が伝わりやすく、その分だけ話題も身近で親しみやすいかも
Posted by ブクログ
科学オンチな自分が少しでも、科学に親しむきっかけになればという気持ちで、手に取った本。
著者が文系出身の毎日新聞科学記者で、内容はサンデー毎日に2018年4月から連載していたコラムをまとめたものというのは、読み出してから知った。
想像していたより軽めの読み物で、読みやすかったが、原理や論理につっこんで分かりやすく教えてくれる本ではなく、やや肩透かしを食った感があった。
「コロナ時代のトリセツ」も加え、今の情勢も盛り込まれているが、それでも目まぐるしく情勢が変わる今の時代、新鮮味がなく、今さらという気がしてしまったのは仕方ないところか。
Posted by ブクログ
ハゲタカジャーナルを追いかけた毎日新聞のスクープ(2018/4/3朝刊)
桜の開花みは休眠打破が必要。一定期間低温にさらされた後に暖かくなること。
温暖化がこのまま進むと、21世紀末には、東北や北陸で下位かが早まり、九州南部では遅れる。
九州では休眠打破が起こらないこともあり得る。
原爆は日本も開発しようとしていた。
セレンディビティは努力しているからこそ起こる。
富良野塾は学費はタダだが衣食住は自分たちが賄う。
理科年表は自然科学のデータブック。
理科年表
元素手帳
BUCKET LIST=死ぬまでにやりたいことリスト
死ぬことを、バケツを蹴っ飛ばす、首つりのことを意味する。