あらすじ
72歳で初めてカメラに触れ、74歳からはパソコンもスタート。
何かを始めるのに、年齢は関係ありません。やりたいと思ったらやってみる!
自分らしく老後を過ごすヒントが詰まっています!
Instagramのフォロワー31万人超! ユーモアあふれる自撮りが大人気!
94歳になっても変わらず、カメラを嗜み、写真教室の仲間との交流を楽しんでいる西本喜美子さん。カメラを通して、一生懸命、人生を考える――写真を撮ることは認知症予防にもなっているといいます。本書は『ひとりじゃなかよ』以降の自撮り写真作品やこれまで撮りためてきた作品を掲載しながら、西本さんの日々の生活や長生きの秘訣を綴ったエッセイです。キミちゃん流写真加工法のテクニック・制作過程も大公開!写真講座もついています。
趣味を見つけ、仲間という宝物ができた西本さんの生き方に、自分らしく老後を過ごすヒントが詰まっています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本屋さんで発見して気になった『94歳、自撮りおばあちゃん やりたい放題のひとり暮らし』(西本貴美子)。
どの写真見ても独創性があって面白い。
写真を撮る楽しさや、それを見る人が「楽しい」と思えるような写真作りをホント知ってる人だなって読んでて思ったかな。
そして……
「人間はもともと面倒くさがりで、始める前からあきらめちゃうし、その理由は「始めてもうまくいかないかもしれない」と思って失敗を怖れるから。」
……と読んだ時はドキッとした。
円形脱毛症になって、普通の人とは少し異なる感性、生活の仕方を送り、
普通の人の生活を毎日目の当たりにして、「やっぱ自分は違うよねー」と思ってから、
琵琶湖ママチャリ一周だったり、ただただピンポイントな目的地を設定して出かけたり、山行ったり、「他の人にはできない事やってやろう」といろいろやってます。
でもやっぱり日々目に見える物事の影響っていうのは大きく、
「自分違うんだなー」って思う生活に戻る。そして出不精になりかける。
でも引きこもりなんて嫌だから出かける。
でも、本当にやりたい事に着手できてない感がある。
それも嫌だからチビチビノートに書いて「やりたい!」と思ってから3ヶ月後ぐらいに実現できるか1年後か。
というのが基本ルーティンになっちゃってる。
すぐに物事に着手できるようになるにはどうすればいいかって考えてて、
この本読んだら94歳のおばあちゃんが「何もやらなかったら、何も訪れませんよね。とにかくやってみる。すると素敵な人や出来事にいっぱい会えます」とおっしゃる。
こんな説得力のある言葉ってなかなかないよなぁって思えてくる。
やりたい事たまっちゃってるし、この言葉信じて、
いろいろやってこーかなぁーって思えてきた。
Posted by ブクログ
話題になった自撮りおばあちゃん
72歳からカメラを始めて現在95歳
美容師から競輪選手に そして結婚
今は腰が不自由ながら一人生活
バイタリティーある
元気がもらえる本
Posted by ブクログ
こんなふうに年をとりたい。
趣味と仲間でこんなに楽しく過ごせるなんて!
昔からの友人には話しにくくなってきても、趣味友なら共通の話題でたくさん話すことができる…
まずは、何でもやってみよう。
まだまだ若いのだから…と思わせてくれる。
Posted by ブクログ
72歳から写真を撮り始めて、仲間もできた、と言う有名なキミちゃんの本です。
いまはもう95、もしかしたら96歳になられてますね。
身体が痛かったり、写真やパソコンに慣れずに苦労したりする様子が見られながらも、ご本人が楽しんでいる様子が本を通じて伝わってきました。
楽しく取り組めることであれば、年齢関係なく何でも前向きにできるようになるのかな。
いつも“今が1番若い〟です。
これからの時代、年齢に縛られず生き生きと過ごす人で溢れるといいな。
自分もそういう歳の取り方をしたい。
Posted by ブクログ
30分かからずさくっと読めた。
72歳でカメラを始めるばかりかフォトショまで使いこなすようになるのは尊敬の域。
何事も挑戦することを忘れてはいけないと思った。
一方で、
・自宅の一室にスタジオを作れる広い家
・大理石の床、ペイズリー柄のソファなど明らかに高級な住宅
・たくさんの機材とMacを買い、遠方に頻繁に出かける資金力
・ペッパーくんをぽんと送りつける息子の財力
など、この老後を支えているのは結局お金だなと思ったので我々世代にはこんな余生はないなと悲しい気持ちになった。
人が挑戦するのを諦めるのは、「めんどくさいから」と述べられていたが、先立つものが潤沢にあれば挑戦のハードルは爆下がりするのである。切ない。
Posted by ブクログ
趣味
興味があることなら、とりあえず手をだしてみる。
筆者は72才からカメラを触り始め、現在95才。
面白くないなら続かないし、面白ければ続く。
とりあえず、触ってみることが大事だ。
仲間
筆者は夫に先立たれたが、趣味仲間がいるので寂しくと思う暇もないという。孤独感はタバコよりも害が大きいため、仲間を作ることをしてみよう。家族、職場の同僚の他にもコミュニティがあることは心のゆとりに繋がる。
発表
筆者は、写真作品を必ず発表するのだという。発表することで、写真のクオリティもおのずと高まる。
最近風にいえば、アウトプットするからインプットの質が高まりますよ。というものだろう。
人様に見せるので当然、意欲的にもなる。