【感想・ネタバレ】新説・恐竜 塗り替えられたその姿と生態のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

今はまさに空前の化石発見ラッシュである。世界中で毎日のように数多くの化石が掘り出され、毎年、何十もの新種が見つかっている。
新種の発見によって、これまでの恐竜に関する知識の間違いや誤解が次々明らかになっている。現代の古生物学が刺激に満ちているのは、化石の発見が相次いでいるうえに、分析方法が進化しているからだ。
ハイテク分析装置の登場は、最近見つかった化石の調査に役立つだけでなく、何十年も前に発見された化石を見直すきっかけにもなる。コンピューター断層撮影装置(CT)で髪の毛より細いものまでスキャンしたり、デジタル・レンダリングで恐竜たちのより正確な動きを再現することが可能になる。ハイテクツールや新しい研究手法のおかげで、恐竜が生きていた世界を生き生きと再現することができるようになりつつある。恐竜絶滅の原因や、恐竜の生態、移動方法、成長の仕方、卵にカモフラージュ用の色が付いていたことなどが、次々と明らかになりつつある。
本書は、新たな黄金時代を迎えた恐竜研究の成果を、豊富なイラストやCG画像などを駆使して詳しく紹介している。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最新技術で塗り替えられた情報などを知ることできて興味深かった。
・恐竜の移動方法
・成長の仕方
・卵の色
・羽毛やとさかで求愛していたこと
・ジュラシック・パークが誤解していた恐竜

自分メモ
・「ティラノサウルス」より大きな恐竜の「スピノサウルス」は、パドルのような尾を持っていたことが分かり、ワニのように川を泳いでいたかもしれない。

・化石は博物館だけでなく、裕福なコレクターの家庭などに飾られるようになり、物議を醸している。コレクターは化石のことを隠したがる。
写真には私の1番好きな「モササウルス」の頭の化石がイタリアの家庭のリビングに飾られていた…実物を見てみたい。

0
2024年05月10日

「ノンフィクション」ランキング