あらすじ
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木の芽の宝石、春の速さを見る、醜い生きものはいない、風の指を見る、過去へ旅する…
自然をこんなふうに感じとってみたいと思わせる、宮澤賢治の57のことばをやさしく丁寧に紐といた一冊です。
「銀河鉄道の夜」も「注文の多い料理店」も、宮澤賢治は、おはなしの多くを自然から拾ってきたといいます。
それらの言葉から、自然を見る視点の妙や魅力をエッセイストの澤口たまみさんが優しくあたたかな目線で綴ります。
読めばきっと、こういうふうに自然を感じとってみたい、こんなふうに季節を楽しみたい、と思わせてくれるはずです。
■内容
プロローグ 宮澤賢治が教え子たちに伝えたこと
パート一 立ち止まってみる そばにある感動を見つける
パート二 感動するこころと向き合って 発見を言葉にする
パート三 新たな発見に出会う 視野を広げて
パート四 つまらないものはない 先入観を捨ててみる
パート五 暮らしとともにある自然 よりよく自然とつき合う
パート六 自然を見つめるこころ 幸せを願う
エピローグ 宮澤賢治が遺した、もうひとつの思い
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
宮沢賢治の文章はもちろん、著者の文もとても穏やかな文章と、掲載されている精錬な自然の写真が
気を張って生きねばと毎日を過ごしている日に読むと、少し心がほぐれるような感覚を取り戻すことができる。
近所の公園やハイキングにでかけてみたくなる。
こころスケッチというものが紹介されていた。
自然に触れたときに湧き上がる心情や言葉、風景を記録するだけのスケッチ。
そうすることで忙しい毎日のなかに立ち止まる時間がうまれ、そばにあるものに感動でき、
自分のなかの先入観ややさしさを耕しなおす。
そんなことができそうだと思った。
Posted by ブクログ
北アルプスのような高山帯にある悠なる大きな自然ではなく、どちらかというと身近にある里山の自然の風景が浮かぶ。写真、文章とも美しいなという気持ちを掻き立てられる。ただ美しいという感情だけではなく、著者と賢治の言葉が自然と触れる喜びを伝えてくれるので、山に行きたいなという気持ちに誘われる。季節ごとに、思い立ったときに手を伸ばしたい一冊。
Posted by ブクログ
宮沢賢治に作品は教科書でしか読んだことがなかったけれど、この本を読んで是非読んでみたいなと、特に『春と修羅』は読みたいなと思った。小岩井農場にもいってみたくなった。
賢治の作品に出てくるカタカナの響きがステキ。グスコーブドリとかカンパネルラとか、グララアガアとかのオノマトペも。そして、科学の知識に基づくお話しも多くて大正時代に書かれたものなのよね。
海外のことも知っていたようで非常に博識な方だったのだなと。
私の理想の暮らしは、自然をこんなふうに見ながら感じながら生きることだと共感を覚えた。
Posted by ブクログ
宮澤賢治の作品に対して、この本の作者が解説してるって感じの本。
宮澤賢治をふわっとしか知らないおいらからしても、なるほどと思う言い回しも多かった。自然に対して、こんなにアプローチしてたんだな、とか、宮澤賢治をこうやって読み解くんだな、こうゆう印象なんだな、みたいなのをいろいろ感じられたん。
あと写真が異常に綺麗( ˙-˙ )
写真の中の自然な景色と、それを言葉で表現する宮澤賢治と、その言葉の解釈を説明してくれる作者さん、って感じに楽しめましたんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
Posted by ブクログ
写真とコンセプトと宮澤賢治のことばに星。
文は、賢治作品に疎い私にはやさしくなかった。
知らないカタカナや、ノリが多かった。
宮澤賢治の良さを知れたところは良かった。