あらすじ
裏社会を歩いていると「越えてはいけない一線」を感じることがある。
それはもちろん目に見えるものではない。
いうなれば、表と裏とを分ける境界線のようなものだ。
ヤクザ、裏稼業、ギャンブル、ドラッグ、オンナ……限りなく怪しく危険な人々がうごめく裏社会。『裏社会のカラクリ』の著者が裏社会の危険人物たちに突撃取材。裏社会の歩き方を5つの章で徹底ガイドする絶好の入門書!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
○ノンフィクションライターの丸山氏の作品。
○ヤクザやギャンブル、ドラッグといった闇社会のリアルを、関係者への取材を通じて明らかにした作品。
○一見するとよくある三流週刊誌の記事・テーマになりがちであるが、取材が丁寧で、文章に現実味がある。
○日常生活のすぐ隣で、このような世界が繰り広げられていることに少し恐怖を感じる。
Posted by ブクログ
ヤクザものとかの映画が好きで見るが、界隈の事情を知らないからよく分からん部分がある...。そこでこんな本がたまたま売ってた!結構面白かった。発売日2010年か!(このアプリの本の紹介にあった。)発売から14年経った現在からしてみては、今や通じない事情や常識もあるのかなと当たり前の事も考えた。
そんな中でも、立ちんぼとドラッグは結構今のニュースと紐付けて考えさせられるところがあった。
トー横や歌舞伎町での立ちんぼは、ココ最近のニュースでもやってたイメージ。私が知らなかっただけで、14年前から未成年や若い女性がしてたんだというのは、衝撃だった。ドラッグは多分、今はもっと酷いんじゃないかなとか考えた。市販薬でオーバードーズなんて話も聞く今、また同じような取材をしたらどんな変化があるだろうと思った。作者、危ない綱渡りというか、引き際を分かってたり運に助けられたり、色々上手な人だなぁと思った。