あらすじ
2022年度の大学3大駅伝で駒澤大学が3冠を達成!有終の美を飾った名監督の、指導方法の集大成。かつて“平成の常勝軍団”と言われた駒澤大学陸上競技部。その栄光は過去のものとなるのか――。「もはや今までのやり方は通用しない」。時代の流れを感じ、新たな指導方法を模索していた大八木監督は、選手との接し方を変え、再び強いチームをつくった。厳しい指導が代名詞ともなっていた監督は、令和の時代になり、何をどのように変えたのか。伸び悩む組織を運営する管理職やリーダーに向けて、その指導方法を紹介する。
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名将は、原監督がよく言われるけど、やっぱり大八木総監督だよね、と思いました。
情熱がすごいし、見た目が完全に昭和の頑固親父なのに、時代の変化に合わせて変わっていけるところも、そう簡単にはできない、やはり情熱がすごい。
名言「男だろ!」は本当は言いたくなくて、でも選手からのリクエストで言っていると言うのは、別の本でも読んで知っていましたが、ここでも書かれていました。イメージ払拭したいと思っているところが、なんかかわいいとも思ってしまいました。
高齢ではありますが、まだまだ情熱絶やさず、Ggoatメンバーのご活躍を祈っています!
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大好きな駒大を作り続ける大八木監督。どんな時もエネルギッシュに見えていたがそうでなかったことを初めて知った。ファンとしてだけでなく、教員として、今の子どもたちの向き合い方を教えてくれるヒントもたくさんあった。人を変えようとするならまず自分。時間をかけた指導と働き方改革。難しいけど、定期的に読み返したい本。
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時代とともに大八木監督が変わってきた理由がわかる。伝統も大切かもしれないが、自分の情熱を冷まさずに時代に合わせた指導の必要性を感じる一冊だった!
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駒澤大学の駅伝監督大八木さんのイメージが変わる良本。なんとなく「おとこだろ」と喝をいれる鬼軍曹みたいなイメージであったが、本書を読んで教育者でありひとを想う方のイメージに変わった。これから藤田新監督になるが駒澤は令和の常勝軍団になれると思い将来にワクワクした。
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駒大陸上部 大八木監督の本。大八木さんといえば「男だろ!」の激励で有名で、昭和な香りのする体育会の鬼監督というイメージしかありませんでした。そのため、どちらかというと箱根駅伝では駒大よりも、現代的な練習、チーム作りをしている他のチームを応援していました。
本書を読んで、すみません、駒大ファン、大八木ファンになってしまいました!指導者として反省を繰り返し、指導スタイルも変え、選手一人一人に寄り添う姿勢は、まさに教育者。個々人をいかにしてまとめ、強いチームを作り上げるかという点においては、ビジネス書としても非常に参考になりました。
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駒澤の大八木総監督の本。
あの大八木さんが自分が変わらなければ、と思って、自ら動いて変わっていったというところと、本のタイトルの通りとにかくメンバーを信じていること、ここは僕も見習いたい。
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チームを常勝に導いてもそれが足枷になることがわかりました。頭では分かっていてもどうしても過去に引きずられると思うので、そこに気付いてしっかり修正していけるところが指導者としてすごいところだと思いました。
時代時代で育つ人の特徴が出てくると思うのでいろんな人と接する上で気をつけたいと思いました。
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あの駒澤大学の大八木監督の著書。平成の常勝軍団、その後の低迷からの復活。試行錯誤の末に得た現代の指導法とは。
稲盛和夫と野村克也の著書に学ぶところが多いという大八木監督。引き出しが多いからこそ一人一人に合った指導法がある。
一方的に押し付ける指導から考えさせる指導。
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名前の出ている選手たちの顔を浮かべながら読むと感動し、マネージメント力の知識として読むと確かにと納得することの多い一冊。大八木監督が好きな方はもっと好きに、苦手な方はイメージが変わると思った。