あらすじ
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著者は温泉取材歴40年のベテランだが、2016年に白山に登ったのをきっかけに元来の山好きに火がつき、「日本百名山」を意識する。翌年完登したものの、意外にも温泉がないことに気づき、温泉のある名山を自らが100座選定することを決意。深田久弥の「日本百名山」に倣い、「品格」「歴史」「個性」をもった名湯のある名山を100座選定。18年より実際に選定登山に取り組み、21年に完登。温泉達人による「温泉百名山」が誕生した。 本書は名山と名湯をセットで紹介するガイドの体裁だが、すべてを一人で取材した著者の体験レポートとしても楽しめる。また選定登山に取り組む間、悪性リンパ腫や膝関節症などと闘い、病を克服しての実現となった。 「前進すれば、きっと山頂に立てる」という奮起を促す一冊! 電子特別版として写真はオールカラー。
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Posted by ブクログ
「日本百名山」は有名です。
登山をする人であれば誰もが参考にすると思います。
そしてそこに温泉が加わることになると、これまた
温泉マニア、いや秘湯マニアも飛びついてくると思
います。
元々秘湯を訪れるのは、それなりの登山の準備が必
要になってくるのでしょう。
つまり登山と秘湯は切っても切れない関係なのです。
この本では登山の趣味がなくても、公共交通機関を
利用して行くことができる温泉も紹介されています。
「山の中」の温泉を楽しめる一冊です。