あらすじ
「世界で最もセックスをしていない国」日本。しない理由として多くの人が「退屈でたいして気持ちよくないから」を挙げる。なぜ日本人はセックスで満足感を得られないのか。1980年代初頭のAV黎明期以来、カメラを通し女の性を撮り続けた巨匠・ヨヨチューがその謎に迫り、打開策を説く。「考えれば考えるほど、女は冷める」「正常位の次にオススメの体位は◯◯◯」「一度も中折れしたことがないAV男優の習慣」「セックスは感情と本能でするもの」「今一番男に必要なのは『受動的能動性』だ」等々、知れば人生の糧になる、唯一無二の“性”解体新書。
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Posted by ブクログ
AV監督である代々木忠氏が、セックスにまつわる様々な悩みや質問に対して1つずつ回答した本。セックスのテクニックノウハウでなく、セックスの本質や大切な理論がまとめられていた。
男性はセックスにテクニックや女性をイかせることに意識が向きがちだけど、セックスにおいて1番大事なことは「嘘をつかず目を見て本気で相手と向き合う」こと。
お互い言葉や体で愛情表現をしっかりすれば、テクニックなどなくても気持ちくて幸せなセックスができると学びになりました。
あと個人的に、セックスするなら女性の生態や仕組みを理解することで、より良いセックスができると思いました。
とてもわかりやすく、保健の教科書にして欲しいくらいの為になる本でした。
特にAVで間違った性知識を受けがちな若者に読んで欲しいです。
Posted by ブクログ
食欲、睡眠欲と並ぶ三大欲求の一つ、性欲。どれだけ満たされているだろうか。単なる本能の発露ではなく人と人とが心を通わせる大切な手段でもある。
現代は刺激を求めがちだがセックスは心の触れ合いによって深まるもの。愛があれば関係はより豊かで充実したものとなる。
心が通い合う瞬間は人生をも変える力を持つ。性は単なる欲望ではなく心の交流のひとときなのだ。
私と食、睡眠、性、それぞれについて考え直してもいいかも。身体を満足させるだけでなく心まで深い幸福で満たすよう。