【感想・ネタバレ】ちょっと甘くて意地悪でのレビュー

兎月ゆあ

家も職もお金もない19歳の紬は、会社が倒産し、他人の借金まで背負わされて路頭に迷っていた。そんな時、一見堅気には見えない貴朗に拾われ、彼のバーで働くことに。傲慢な貴朗に反発してケンカしつつも、紬は時折見せる彼の優しさに、不本意ながらドキドキしていく。触れられただけで反応してしまう身体に戸惑う紬だったが、ある時、貴朗が紬の借金に関わっている事実を知り……!? ※本文にイラストは含まれていません

[ブクログ · ★★★☆☆]

大変な状況でも人に頼ろうとしない紬と、強面で口の悪い貴朗。不器用で意地っ張りな２人のすれ違いがもどかしい。少しずつ惹かれ合っていっているのは伝わってくるのに何故。と言いたくなるほど、お互いの想いが伝わらない。近くにいたらヤキモキするだろうな。と思った。これからも何かと衝突しそうな２人だけど、なんだかんだ言っても仲良く暮らしていきそう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

表紙に惹かれて購入しましたけれど、サクサク読めました。あまり深い内容では無いですが、読みやすかったです。もうちょっとキャラの心情なんかを丁寧に書いてもらえたら、もっと楽しめたかな？とは思いました。何故、貴朗が紬を好きになったのか？っていう理由がイマイチしっくりこなかったです。アダルト系のお話だと思うんだけれど、受けた印象はちょっと違いました。