あらすじ
過去の亡霊のような固定観念、いったん敷かれたレール、著名な経営者などの一部の人が勝手に作り、「ビジョン」として喧伝される「古びた未来」の数々……。ドキドキしないそれらの未来像を壊し、真にイノベーティブな未来を、いつでも、いくつでも、気軽に誰もが語れるようになる方法を示す! ビジネス、教育、生き方……。フィクションの力で全く新しい世界を拓くための全技法!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『SF思考』面白い概念です。テスラでは新規事業を行うとき未経験者をアサインするらしいです。経験が新しいことに挑戦することを阻害してしまう。『SF思考』に通じるものがあると思いました。
既存のものに囚われず、自由にぶっとんだ発想をするのって、ま、やろうと思えばできると思いますが、なかなかやる機会がないもの。現実的な話をしがち。忙しいし。アイデアの実現に関わらず定期的にワークショップに参加できる機会があれば、会社にとっても成長につながると思います。
ただこの本を読んで自分でWSをやるのは難しそうなので、プロを講師として招いたほうがよさそうですね。
本書では第七部のSFアイデアの実現事例が面白かったです。SFを読んでサバイバルに備えるという考え方もナルホドでした。高嶋哲夫のSFを読んで「プレッパー(準備する人)」になりたいと思います。