あらすじ
日本企業の97%は同族企業であり、その就業人口は77%を占める。そして100年以上続いた同族企業は5万社もある。この国は世界でも珍しい「同族経営による長寿企業大国」だ。だが、日本の同族企業経営の研究は遅れ、同族=私物化といったマイナスイメージばかりが流布されている。代々受け継がれてきたマネジメントのルールは、今、多くの企業が体得すべき必須の知恵である。キッコーマン、国分、松坂屋……長寿同族企業に学ぶ、マイナス成長時代に「企業存続」「事業継承」の哲学。
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Posted by ブクログ
ファミリー企業はそうでない企業よりも利益率や存続性で優れているという分析。
いろいろなファミリー企業の成功の理由と失敗の理由が書かれている。
二宮尊徳。道徳なき経済は悪であり、経済なき道徳は寝言である。