【感想・ネタバレ】モビリティ×エネルギー領域の融合 EVX――EVシフトにより生まれる新たな事業へのアプローチのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月18日

自動車メーカー、ディーラー、部品メーカー、新電力事業者、商社等等、電気自動車やエネルギー関連の分野の仕事に従事されている方は必読の一冊です。ビジネスの実例が詳しく紹介されており、図解も豊富で本当に判り易い!
当著の回し者と思われてしまうかもしれませんが、本当にお勧めの一冊です。ただただ、電気自動車が...続きを読む普及すると色々と困る事が出てくるんじゃないかな~・・・ただでさえ電気代上がっているのに。

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Posted by ブクログ 2023年01月29日

EVを何とか有効活用したいという日本の思いが伝わってきた。EVをエネルギー分野で上手く利用するために、EVをもっと多くの人に買ってもらう必要がある。

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Posted by ブクログ 2023年08月05日

EVシフトが進む中で、各企業が事業展開をしていく際に押さえておくべきポイントなどについて書かれた本。EV動向だけでなく、EV周辺のサービスとの複合的なビジネスモデルなども紹介されていて、グリーンビジネスを検討するという観点でも参考になる部分が多かった。

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Posted by ブクログ 2023年05月21日

モビリティ×エネルギーのビジネス領域を検討。開発途上で現時点のスナップショット。
2022年12月20日発行

Chapter 1 「脱炭素」時代のEVシフト
◯欧州
・バッテリー内製化のためのコンソーシアム・欧州バッテリー同盟(EBA)と総額8,000億円の研究開発助成
・スノーボルト(スウェーデ...続きを読むン)、FREYR(ノルウェー)、Verkor(フランス)
・購入補助と2025年以降の各国のガソリン車販売規制

◯日本
・トヨタ:2030年世界で30車種、350台、EVへ4兆円投資
・ホンダ:2030年世界で30車種、年間200万台以上、電動化ソフトウェア領域に約5兆円投資
・日産:2030年世界で15車種、全個体電池2028年に市場投入
・マツダ:2030年電動化率100%、EV比率25%

◯充電施設
・19,344カ所うち急速充電器8,000カ所(2022年10月10日時点)
 ※GoGoEV参照
・2030年までに急速充電設備全国3万基が目標だが順調ではない

Chapter 2 日本で、EVは本当に定着するのか
・EV普及は都市部で進んでいるが今後は地方部で進む?
 ※次世代自動車振興センター「都道府県別補助員交付状況」
・都市部の普及、イノベーター、アーリーアダプター15%程度以上の定着は先
・人口あたり販売台数は岐阜県がトップ

◯地方部の先行
・ガソリンスタンド減少による利便性
・戸建住宅での充電設備の設置容易性

◯商用車の先行
・企業価値の環境貢献
 ※海外ではウーバーでEV選択の環境意識があるが日本なし

◯小型の先行
・航続距離、輸送効率から小型バンタイプEVが活躍しやすい
・バッテリー交換式EVの普及が鍵
 ※NIO(中国)交換所整備を進めるがマネタイズが難しい
・バッテリー規格化、車検が通る法整備が必要

<4つの課題→ビジネスチャンス>
①走行距離
・エネルギー密度が低くく、実質エネルギー搭載量はガソリン車の1/3
・日産「アリアB9limited」で610キロメートル

②充電時間
・ガソリン車5分程度
・急速充電で80キロ分15分+行列

③中古車価格
・急速充電時のバッテリー温度上昇による劣化
・長期放置による過放電で電解質や電極などを溶かしてリチウムイオンを生み出し急速な劣化
・バッテリー劣化状況を適切に評価する技術の進歩で中古市場の売買実績を増やすことが必要

④大型輸送
・バッテリー容量を大きくすると積載量減少

◯導入→急成長2020前半→停滞2020年中盤→再評価2030→安定成長2030前半?

Chapter3 変化するバリューチェーンを理解する
・部品点数ガソリン車3万点からEV2万点
・完成車メーカーからTier1,2,3の垂直統合からファブレスメーカー、受託製造、サプライヤー構造に

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