あらすじ
あなたは、不要・不適・不快な食べ物で自分の体をゴミ箱にしていませんか?
「家=体=自分そのもの」に気づき、断捨離ダイエットを実践すると1必要な量・質の食事で満足できるようになる2代謝が上がって体スッキリ!3自分の心地いい体型・体重になる4心が落ち着いて心身ともに健康になる――の好循環に。断(ダイエット)×捨(デトックス)=離(代謝促進)のオートランに乗り、主体的に生きるためのレッスン。人気漫画家・槇村さとる氏との対談・巻頭漫画つき。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「断捨離」と同じ考え方で、自分の体を浄化して、ご機嫌に生きていきための考え方が綴られています。
ダイエット自体が目的なのではなく、自分の体から出すものや断つもの、入れるもの・・・を、感じ取る体センサーを磨くことで、体が浄化できる。
そして、他人ではなく自分自身のベスト体型体調を維持することができる。
しいては、ご機嫌に生きる事ができる。
家の中だけでなく、自分の体の中にまで、なんと無駄なものを取り入れてしまっているのだろう・・・と、身につまされる思いです。
足りている・・・という感覚を磨きたいと思います。
Posted by ブクログ
「どんなにかんたんな方法でもダイエットがうまくいかない」とお悩みのかた、おまたせしました。どうして成功しないのか。その疑問に、断捨離ブームを起こしたやましたひでこさんが断捨離的な視点で解説。やせられない人には、3つのタイプがあるようです。
* * *
私たちは、おなかがすいていなくても、「もったいない」という理由で目の前の食べ物に手を出します。また、「今度いつ食べられるかわからない」という理由でも、やはり目の前の食べ物に手を出します。
断捨離では、主人公はいつも「自分」、そして、時間軸は「今」に設定することが原則です。
ところが、この「今」という時間の感覚は、人によって、場合によって、とらえ方がずいぶん異なります。今日一日が「今」である人もいれば、今月中を「今」ととらえる人もいる。この一瞬が「今」の場合もあれば、今年いっぱいが「今」である場合もある。
なぜ、こんなに「今」の幅が違うのでしょうか。場合によって、「今」が長くなったり短くなったりするのでしょうか。
それはこんなふうに考えられます。不安があればあるほど、未来に対して「今」の時間が延びる。執着があればあるほど、過去に対して「今」の時間が延びる。
たとえば、おなかがいっぱいなのに「もったいないから食べてしまう」という場合、これは執着心が強くて、「今」が過去に延びています。「今度いつ食べられるかわからないから食べてしまう」という場合、こちらは不安が強く、「今」が未来に延びているのです。
どちらの場合でも、太ってしまいますね。
大切なことは、過去や未来に「今」を分散させずに「今の自分」にふさわしい食べ方をすること。そのくり返しによって、過去への執着や未来への不安がはがれるように落ちていくのです。
なかなかやせられない人は、今述べたような時間軸の延びる方向によって、3つのタイプに分けられます。チェックリストで自己診断してみましょう。当てはまる項目が最も多かったタイプが、あなたのタイプです。もちろん、まったく当てはまらない人も、いくつか複合する人もいますが、自分自身の傾向を知っておくだけでも、ダイエットにはきっと役立つはずです。
■やせられない3つのタイプ チェックリスト
[1]現実逃避型
・家にいるヒマがないほど忙しい
・料理にかける時間もエネルギーもない
・1週間外食が続いても苦にならない
・ジャンクフードやファストフードが大好き
・予定がびっしり入っていないと気がすまない
[2]過去執着型
・自分のお皿に少しでも食べ物を残すことをもったいなく思う
・ダイエット本やダイエットサプリメントにすぐ飛びつく
・クローゼットにはやせたら着るつもりの服がたくさんある
・通信販売で買ったダイエット器具がたくさんある
・若いころのメイクやファッションを変えられない
[3]未来不安型
・まだ起きてもいないことを思って不安になる
・ケーキやお菓子のヤケ食いをする日が週3回以上ある
・トイレットペーパーは常にストックしていないと気がすまない
・食べろといわれれば際限なく食べられる
・買いだめが大好きで、安売りのときにお菓子を大量に買ってしまう
~『心と体を浄化する 断捨離ダイエット』より
* * *
あなたはどのタイプでしたか? 食事に対する自分のタイプがわかると、「しなくていいこと」に気づきますし、その行動をしないよう心がけるようになるので、それだけでも変われそうな気がしませんか?
Posted by ブクログ
断捨離2冊目。ダイエットという軸で断捨離を考える。断捨離が仕事でもダイエットでも使えるのは、その基本が「価値観をきちんんとみなおす」という行為だから。自分が食べるものが本当に良いものか、その判断基準は他人ではないのか、本当に自分(自分の身体)はそれを欲しがっているのかを見つめる。そうすれば自然と体重も減っていくよと、説く。
さらっと読めてしまうのが、所々に目から鱗の情報が含まれていたり、また現在意識して行っているナチュラルハイジーンとも似たような考え方が書かれていたりと、結局健康のために必要なことは今の価値観、習慣を見直すって事なんだと感じる。