感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ドラマは見ていなかったのですが、評判がとてもよく気になっていた作品です。
ノベライズではなく、シナリオで、しかも放送ではカットされた部分も削除していない完全版として発売されたと知り、電子書籍にて購入しました。
これまでにもシナリオ集は結構な数を読んできていますが、これほどまでに映像が頭に浮かんでくる作品はなかったと思います。
情景、登場人物たちの表情、それらがパッと映像として想像できるんです。
ストーリーも登場人物も活き活きとしているというか、そこでまさに登場人物が呼吸していて、そこで展開していると感じられるようでした。
物語もベタなラブストーリーではなくて、とても繊細で、優しくて、切ない感じ。
登場人物がみんな優しすぎるという気もしなくはないですが、今のこんな世の中だからこそ、癒されるし、こうありたいと思える、素敵な作品でした。
いずれ、ドラマも見てみたいなと思っています。
Posted by ブクログ
1話
・紬M「好きな声だった。好きな声で、好きな言葉を紡ぐ人だった」
・紬M「クラス替えの名簿から、自分の名前の次に、その名前を探した」
・紬M「今思うと、学校というのはすごい場所だった」
「嫌でも週5で行く場所で」
「嫌でも週5で、好きな人に会える場所だった」
2話
・想M「どうでもいい話ばかりしてた。あの時、あの場所でしなくてもいい、くだらない話ばかりしてた。話の内容に意味なんてなくて、ただ、好きな人と話しているその時間に意味があった。」
6話
・春尾「…どんな人ですか?」
紬「どんな人…そうですねぇ」
春尾「…」
紬「好きな言葉をくれますね」
9話
・光「サブスクのほうが安く済むのに」
紬「…タワレコで働き始めたときさぁ、音楽がずっと流れてるってことも、もちろん嬉しかったけど。なんていうか、CDに囲まれてるのが嬉しかったんだよね。CDが好きなんだよね。」
Posted by ブクログ
シナリオブックを読むと、ドラマだけでは見落としていたことがあったり、新たな発見があったりして面白い。このシナリオを見てお芝居をする俳優さん女優さんは表現者なんだなとつくづく思った。
Posted by ブクログ
ドラマのシーンが思い浮かんで切なくなる。
セリフ1つ1つが心に染みる。
文字だけなのに、映像とは違う想いが伝わってくる。
日本語ってすごいなぁ。
Posted by ブクログ
星5個では足りない。100個付けたいぐらい。
主役だけでなく登場人物全てが良い。セリフ1つ1つが心に染みる。
これまでドラマのノベライズ本しか読んだことがなく、初めてシナリオブックというものを読んだ。ドラマの映像が思い浮かぶし、脚本のまま生方さんの言葉が読めて感動した。
あー日本語って素晴らしい。