あらすじ
中野シューヘイは少しやんちゃところもあるが、いたって普通の男子高校生。
ただ一つ、5つ年上の兄・サトルに恋心を抱いている以外は。
絶対に叶わない恋だと頭ではわかっていても、サトルの優しさを感じるたび「もしかしたら」と淡い希望を捨てきれず「家族」としての一線を超えてしまう。
罪悪感から、家を飛び出したシューヘイを匿ってくれたのは兄の友人である右京だった。
サトルへの気持ちを昇華しきれず、右京と体の関係をもつシューヘイだがさらに想いは募る一方でーー。
兄弟じゃなければ、家族じゃなければ。
ノンケ兄に叶えてはいけない恋をする弟の切ない愛のメリバBL。
電子版限定特典!描き下ろし漫画1ページ付き♪
感情タグBEST3
こういうメリバもあるのか
読了後になんとも言えない気持ちになった作品。結局兄のサトルはどう思ってるのかは最後までわからないからこそメリバになるんだろうなぁという。
シューヘイのただ純粋にサトルを想う気持ちが健気で可愛かった。もっと右京さんに寄り掛かるかと思ったけど元々他の人とっていう考えを持ってないからなぁ…
兄と過ごす日常を手に入れてもその心までは手に入ったかは分からない、最早何を考えてるのか全く分からない兄の優しさがひたすらに怖いなぁと。
好みは分かれるとは思いますが凄く読み応えのある作品でした!
匿名
せつない
メリバ。読み入ってしまいましたー。
よくある実は血は繋がっていない兄弟…ってなるのかと思いきや本当に実兄なんですね。
サトルのことが好きで好きでたまらないのに、誰にも言えない、どうすることもできない、気持ちを押し殺すしかないという葛藤。胸が痛くなりました( ; ; )最後はこれで終わるのかぁとモヤモヤした感じで、もっと続きが読みたくなりました。
個人的にシューヘイが右京さんと幸せに…なって欲しかったなぁ。
作者様買い
私は作者様の作品が大好きです。DKモノに関してはホント1番と言ってもいいくらい。
だからこの作品は読んでてずっと胸がモワモワした。メリバは嫌い。でも、作者様は好き。この終わりかたは嫌い。でも、作者様は好き。
お兄ちゃんサイドが少しでも描かれてのあの終わりかたならまだ良かったのかもしれない、、
精進してからまた読んでみたいと思います笑。