【感想・ネタバレ】ラブ・クラシックのレビュー

あらすじ

一生に一度、極上のロマンス。下校時の駅のホームで毎日朗読をする少女の「声」に魅入られていく男子学生。人妻・妙は、子供の頃に憶えた悪い遊びが忘れられず、夜毎押入れに忍び込む。とあるお屋敷に、寝たきりの若様の世話係として仕える少女。明治から昭和初期を舞台に、女と男の儚く美しい愛と官能を描く、エロティック&ノスタルジック短編集!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

美しくて、奔放。せつなくて、恐ろしい。
独特のペンタッチで描かれた、様々な
愛の形はまどろみながら読むに相応しい。
そうして視る夢は「うつし世はゆめ、
夜の夢こそまこと」であろう。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

まるで純文学のような漫画である。

決してあたたかいばかりではない。
無常で残酷な部分も併せ持っている。
読んだ後、悪寒が走る作品もある。

なのに、どうしてだろう。
この作品を読み終えた後、
わたしは何とも言えないやさしさとぬくもりに
包まれたのである。

短編は書き手の技量の有無が顕著に現れるが
この短編集はその意味で実にすばらしい。
こんなに実力のある方だというのに、
知名度がないようなのは実に残念だ。

この作品に出会えてよかった。

0
2010年10月23日

「青年マンガ」ランキング