【感想・ネタバレ】四季を感じる毎朝音読のレビュー

あらすじ

元日から大晦日まで季節感のある名作を音読で!

『「毎日音読」で人生を変える』でエッセイストデビューした著者の音読本第2弾!父の死、母の認知症、夫の急逝が重なった50代、著者は音読の力により人生を再生させる。そのことが、メディアに取り上げられ、前著は1年で5刷まで版を伸ばした。

本書は1年を53週として、1週間で1作品を毎朝音読。夏目漱石、太宰治、中原中也など文豪たちの季節感のある作品を、声を出すことで深く味わう試み。それに、朝に音読することを習慣にすれば毎日続けられる。作品を通して教養を深めることもできる。音読が脳トレにもいいことはもちろん、会話のネタにもなる。各週の作品について、著者が書いている「ポイント」も役立つ。

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Posted by ブクログ

声に出して読むことで、素直に楽しめました、そして、口の筋トレにもなるオマケつき!

文豪の作品でも、知らなかったなあというものもあり、国語の授業で勉強した懐かしいものもあり、怪談や落語もありました。

声に出して読むことで、情景が鮮明になる気がします。好きな文章にも出会えました。寺田寅彦「線香花火」と宮本百合子「透き徹る秋」です。

53作品それぞれに、著者の作品についての解説があり、音読の本にとどまらず、読書案内、手引きになります。月ごとに作品が選ばれているので、季節に合わせて読むと、楽しさが倍増すると思いました。

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2025年03月19日

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