【感想・ネタバレ】電線の恋人のレビュー

あらすじ

「電線愛好家」としてTV『タモリ倶楽部』に出演!俳優・文筆家の著者が長年偏愛する電線への想いを綴るエッセイ集。電線写真多数!

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Posted by ブクログ


電線についてまるまる同じ感情は持ってないけど、好きなものは好きと言える心地よさを感じる本。
電線は、繋がれてることを象徴的に表しているものでもあるんだな。人間の原始的な発明品の一つ「ひも」が、今でもわたしと社会をつないでいる。

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2023年03月21日

Posted by ブクログ

当たり前に自分の頭上に架かっている電線。
あまりに当たり前の存在すぎて意識の俎上にのぼったことがありません。空気みたいなもので、その魅力だとか存在についてとか考えたことがありませんでした。

石山蓮華さんはそれをちゃんと見ていたんだなあと、その視点の置き方に興味を持ちました。

読むと電線の魅力がよく伝わります。それ以上に視線の置き方というのでしょうか、視座の豊かさに魅了されます。

最後まで読むと、その視座の豊かさは電線に留まらず石山蓮華さんの思考そのものへとベクトルが向いていたように思います。

あとがきがとりわけ秀逸です。
あれだけ丁寧に関係者にお礼を綴るあとがきを初めて読みました。人柄が伺えます。

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2023年04月09日

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