あらすじ
ポジティブなキャリアダウンがあなたの人生を豊かにすることもある。
キャリアアップを目指すことだけが、人生を豊かにするのか?
本書はこんな問いから生まれました。
「いまの仕事を続けていても、将来に希望が持てない。かといって、他にどんな仕事をすればいいのかわからない」
「自分なりに一生懸命働いているが、なかなか結果が出せず社内で評価してもらえない」
「出産・育児で休業したら、仕事に復帰できないかもしれないと思うと不安」
「仕事がハードでつらいが、家族の生活を思うと、給料が下がる可能性が高い転職に踏み切れない」
「自分がなりたいと思っていた職業についたが、実は違っていたのではないかと感じている」
ほとんどの人が一度や二度は感じたことがあるのではないでしょうか。
このような迷いや悩みに直面している状態を、本書では「キャリア迷子」と呼びます。
仕事は大事ですが、
それだけでしあわせは測れません。
ポジティブなキャリアダウンが
あなたの人生を豊かにすることもあるのです。
本書では、キャリアとはなにか? に向き合い、
本当に必要なキャリアをデザインする、という思考で
キャリア迷子から抜け出すためのコツを紹介しています。
目次
はじめに
第1章 キャリア迷子が増えている
第2章 そもそもキャリアってなんだろう?
第3章 働くことに前向きになるには
第4章 キャリアデザイン思考を身につけよう
第5章 キャリアデザインのお手本
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
転職する際におすすめの本。よくある転職の極意!とかではなく自分の内面を見つめ直し本当にしたいことや大事にすることを心理学などを用いて説明しているため分かりやすい。転職だけではなく悩んでる時に読んでもいいアドバイスをもたらしてくれると思う
Posted by ブクログ
「キャリアダウンしても幸せになるケースはある」
この一言に惹かれて読みました。
年齢的にもやりたいことで今の年収以上探すことが難しくなり、転職サイトを毎日見ては疲れている日々でした。
本書では条件だけではなく、「自己理解」と「社会理解」を踏まえた上で目標を決めることを薦めています。
自己理解では「ビッグファイブ」などの検査も紹介されており、私もいくつか試してみました。そこから自身の幸せの基準が明確になり、
「客観的にはキャリアダウン、主観的にはキャリアアップ」を目指そうと思えました。
副業や投資など収入の柱は一本ではない時代。自分の時間を一番使う仕事だからこそ、自分に合った仕事を探そうと思います。
素晴らしい本をありがとうございました。
Posted by ブクログ
ごく一般的なことが書かれている、というのが正直な感想でした。今までキャリアについて考えたことがない方向けの導入本としては良い本だと感じました。