あらすじ
★世界最大のビジネスSNSリンクトイン創業者らが書き下ろした「キャリアのバイブル」、全面アップデート!
「何もしない」がリスクになる時代――「会社勤め」の人こそ、人生を戦略的に考えておきたい。
◎稼ぐか、学ぶか?
◎スペシャリストか、ジェネラリストか?
◎時代に左右されないスキルか、未来に求められるスキルか?
創業から20年、リンクトインの会員数は8億人を突破した。
著者らはその巨大なデータセットをとおし、成長著しいスタートアップの事業戦略と、順風満帆な個人の人生(キャリア)戦略は驚くほど似通っているという気づきを得た。
それは、資産に投資し、人や市場とのつながりを築くこと
以下はその戦略の一部だ。
・キャリアプラン=大志 × 市場環境 × 資産
・「準備万端」になることなどない
・二手先を考える、三手先は考えない
・「信じられる3人」に自分の強みを聞け
・「わからないこと」と「リスク」を混同しない
・いい人キャリアは他人にはカオス、自分には自然に見える
ルールは変わった。自分の人生を自分で舵取りしよう。
★シリコンバレーのキーパーソンたちから推薦続々!
「女も男も”THINK BIG”すべきこの時代。
本物のインパクトを起こすキャリア管理とキャリア形成方法を、本書は教えてくれる」
――シェリル・サンドバーグ(メタ[Facebook]前COO)
「1つのアイデアから始め、走り続ければ卓越した人生を送ることができる。この時代にまさに必要なスタートアップ的なキャリア構築のために、本書がエッセンスを抽出してくれている」
――ジャック・ドーシー(Twitter創業者)
「ぼくらのプレイブックをシリコンバレー外に向けて公開する時が来た。
本書は君自身に変革を起こし、君のキャリアにブレイクスルーを起こすはずだ」
――マーク・アンドリーセン(エンジェル投資家、Netscape創業者)
★目次
はじめに 人はみな起業家
第1章 強みを培う
第2章 「変化への適応」はプランニングできる
第3章 強いつながり、弱いつながり
第4章 偶然の幸運(セレンディピティ)を戦略的に引き寄せる
第5章 リスクに気づかずいたら、リスクのほうがあなたを探し当てる
第6章 他人の頭脳を拝借する
“スタートアップを興す必要はない。
世界征服の野望もなくてもいい。
少なくとも何らかの野心は抱いておいてほしい。
この本を読むようなやる気に満ちた人は、世の中に提供できる価値をきっと持っていると思う。
その価値の伸びしろは未知数だ。”(本文より)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
キャリア構築の成功者の事例と研究を通して、これからの時代のキャリアの築き方を解説。アメリカ的な飛躍的転身もあり縁遠い世界のような気もするが、実戦の価値あり。
Posted by ブクログ
いつもの3倍メモをとることがあったが、一言でまとめると、「キャリアを3手先まで考えるのは、今の時代では遠すぎるのでプランA、Bと最終手段お守り的なZがあれば良い。」
Posted by ブクログ
キャリアの不確実性に対して時にピボット(方向転換)しながら適応し、自らのキャリアを切り開いていくために役立つアドバイスがまとめられている。自身の強みや人脈の形成、またセレンディピティ(偶然の幸運)との巡り合いを引き寄せるための有効なアクティビティやリスクのとり方など、チャンスを捉えてチャレンジしていくための戦略的な行動の起こし方に関してもよくまとまっている。
Posted by ブクログ
変化の早すぎる時代、適応していくための戦略がまとまっている。改訂版で内容をかなり今風にアレンジしているとのこと。
かなり良かった。いくつかアクションプランが書かれている。次の休みの日に自分に問を投げかけて考えてみたい。
Posted by ブクログ
そこそこ面白いが、長いし後半は密度が落ちるので3章までで良い。
以下メモ
飛ぶ鳥を落とす勢いのスタートアップが採用する事業戦略と、順風満帆の人生を送る個人のキャリア戦略は驚くほど似通っている
永遠のベータ版という生き方、考え方
キャリアの何年間成長経験を歩んだか?同じ一年を20年繰り返していないか?
10年後のキャリアプランという考え方は世の中が不変なことを前提ときており、現代では役に立たない。大切なのは強み。専門性を優先し、他人があまり選ばないニッチな分野、スキルのエキスパートになること。
VCが投資しているシリーズAのスタートアップを見ると今後必要なスキル、ソフト資産が見えてくる。
情熱は内省から見つかる物ではない。行動から自然に生まれるもの。ソフト資産を培うための場所を探そう。
シェリルサンドバーグ「私がプランを持たないのは、プランがあると今の選択肢だけに縛られてしまうからです」
世界銀行からキャリアをスタートし、財務省、コンサルを経てエリックシュミットにキャリア相談したところ成長業界にあるべきだと言われGoogleに入社。4人しかいなかった営業部門を率いて1000人まで成長させ収益の柱を作り、FBのCOOへ。
ABZプランニング
ずば抜けた起業家は、ずば抜けた同志を雇うことができる。リーダーの役割において、採用以外は瑣末な仕事と言っても過言ではない。
本物の繋がりを築く上で必要なこと
1. 相手の視点でものを考える姿勢。
2. 自分が相手から何を得られるかではなく、相手をどう助け、力を合わせられるかを考えること。
・相手にとって本当の利益につながる方法を探る。相手と自分の共通の関心事項を時間をかけて探り、共通の土台をつくることを実践するかどうか。
経験が乏しくても仕事を覚えるのが早い人材を雇う。中くらいのリスクで大きな見返りを得られる。市場で過小評価されているので安く雇える可能性も高い。