【感想・ネタバレ】ヤバい!準備力のレビュー

あらすじ

【内容紹介】
「準備業務」こそがビジネスと人生を変える――。
日本一厳しいと言われた野村證券で未だ伝説の売り上げを記録する著者の仕事の原点は、朝4時半の起床時から寝る前まで続く、抜かりない準備段取りの習慣にあった。

「それは昭和のやりかたではないか」という人もいるが、著者の研修には若手経営者たちがこぞって著者のやり方や組織づくりのノウハウを教わりに集まる。

仕事を効率化するツールから人を魅了するプレゼン法、巨大なビジネスにつながる企画アイデア出し、人脈作り、組織を束ねるマネジメントなど全てが準備業務から派生すると説く。

一番伝えたいことは、仕事に打ち込めば打ち込むほど心を高めることができ、自分を支える稼ぐ力がつき、天職も見つかり、ひいてはご褒美として金銭的に豊かな生活も満喫できるといったこと。ビジネス40年の成功の方程式と仕事観をくまなく紹介する。
【著者紹介】
[著]市村 洋文(いちむら・ひろふみ)
1959年北海道生まれ。
立教大学在学中に学生旅行ツアーをビジネス化。4年間で60億円を売り上げ学生起業家の先駆けとして脚光を浴びる。
卒業後、野村證券に入社し配属先の仙台支店で1年目から早くも頭角を現す。最上位支店の新宿野村ビル支店時代には、20億円の預かり資産を新規開拓により2,000億円に拡大。個人で月間投信販売額600億円、月間コミッション収入6億円など数々の営業新記録を樹立し「伝説の営業マン」と呼ばれる。37歳で当時最年少の支店長に抜擢されるや、全国最下位の支店をわずか1年で日本一の支店に生まれ変わらせるなど卓越した手腕を発揮。
その後、KOBE証券(現・インヴァスト)に転じ、代表取締役社長に就任。運用資産1兆4,400億円をつくる。その間に培った経営者人脈を中心に、5万社におよぶ法人ネットワークを構築するとともに、これまで250社を超える企業のIPOに関与。
2007年にファーストヴィレッジ株式会社を設立。日本最大のビジネスマッチング&顧客紹介企業を目指すとともにファーストヴィレッジ経営者倶楽部を主宰。オーナー経営者の課題解決に取り組む。2020年に(株)M&Aディレクションズを設立し、事業継承並びに出口戦略の高度な支援体制を構築。2021年にはスカウト型エグゼクティブサーチに特化したファーストヴィレッジ人材サーチ(株)を設立。2022年4月に創立15周年を迎え、全力疾走を続ける。
著書に「昼メシは座って食べるな」(サンマーク出版)「ツメが甘い」(KKベストセラーズ)「一億稼ぐ営業の強化書」(プレジデント社)など多数。
【目次抜粋】
序章 伝説の営業マン40年の悟り。成功は能力ではなく「準備」
1章 どうしても成功したい人のための「働き方原論」
2章 腹オチする「仕事観」を身に付ける
3章 市村流働き方は「準備業務」がすべて
4章 市村流組織作り・マネージメントの要諦

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

成功の影には周到な準備がある。その当たり前を改めて説く。結果ばかりを追いがちな私たちは土台となる「心づもり」を軽んじがちだ。だが準備なくして本番に挑めば偶然に頼るほかなく失敗も多い。逆に事前の備えが整えば不測の事態も対応でき自信に変わる。準備は努力の見えない結晶である。未来を切り開くのは才能ではなく日々の心構えだ。

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事は段取り8分と再認識しました。

市村さんは野村證券に入ったが、周りの人は、東大などの優秀な方が多く劣等感があった、ただ中学時代テスト勉強の為に、予習をして準備していく事によって、授業が分かるようになり、学年で1位の成績を取るという成功体験から、毎日みんなより2時間も早く出社をして、日経新聞、出向く先の企業を徹底的に調べるなどをし、決して楽をせず、カッコ悪い努力で最年少支店長になることができた。

僕は前職で不動産の総合商社で働いていたんですが、一生懸命業務を行っているつもりですが、鋭い質問が来た時自信を持って答えられない時があり悔しい思いをしていました。
そこで、やばい準備力を読んだ中で腹落ちしたのが、ビジネスパーソンはアスリートであり、そんな人が試合前にフォーミングアップをしない事なんて、試合に使って欲しくないですって言ってるようなもんだと市村さんは言っており、確かにフォーミングアップできてなかったと思いました。
そこで、鋭い質問に分かりやすく詳しく答える、会話のメモを取る、相手のことを徹底的に調べる事が出来ていたら、いい緊張感で、自信を持って仕事を楽しく出来る感じました。
今は転職して間もないので軽く聞こえてしまいますが、40年50年、アスリートを続けて天職って言えるようになれる様な男に仕事を通じて成長したいと思える1冊でした。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

「全ビジネスパーソンが持つべき仕事観」
私はなんのために働いているのだろうか。
働くことは幸せになること。その本質はずっと変わらない。
その上で①心②人間力 の2つを高めることが目的。
仕事に打ち込むほど心を高めることができる。
やがて「天職」になる。
天職は見つけるのではなく、つくるもの。
市村さんは52歳で天職を手にした。

成功者たるべくして成功者。
地道な積み重ねで誰にも負けない努力をするのみ。

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2024年04月20日

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