あらすじ
■ビジネスで一番大事なものはカネ。「お金」です
表現は下品かもしれませんが、事実です。
だから、ビジネスのあらゆるシーンで
「お金」の話をすれば、説得力が増します
「営業」「マーケティング」「交渉」
「会議」…、
あらゆる場面で一番効果があります
そして、ビジネスで動く「お金」を、
一目でわかるように表したものが、「決算書」です。
■なぜ、多くの人が「決算書」を読めないのでしょうか?
本書は、会計初心者でも、簡単に決算書が読めるようにつくりました。
それが、「会計テトリス」です!
「会計テトリス」を使えば、会計初心者でもその判断が一瞬でできます。
良い会社は右上がり顔!悪い会社は、右下がり顔!
これだけです。実は、決算書は人間の顔のようなもので
隠されている「目」や「眉」を見つけ出し
その配置を理解できれば、簡単に読み解けます
■12歳でも読める!
中学1年生でも理解できることを目標に執筆しました。
このような方法を使い、3つの決算書を
「貸借対照表」→「損益計算書」→「キャッシュフロー計算書」
の順で学び実際のビジネスでの『会計知識』の使い方が身につきます。
この3つの決算書の流れが理解できれば
お金が自然にわかるようになります。
社会人として「会計」を知っておきたい!
「経営」「経理」などにかんする仕事をしている
「ビジネス数字」を理解したい!
株式投資をしている…など。
話題の「IFRS(国際会計基準)」にも、
対応できるようにしました。
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Posted by ブクログ
貸借対照表の指標(各比率)の意味の理解にも役立つ本
■「会計の公式」におけるブロックの定位置
左側に「資産」「費用」
右側に「負債」「資本」「収益」
「資本」
・「資本金」という項目は、「資本」の一部であって「資本」全体を意味する用語ではない
・資本の中には稼いだ利益分がふくまれる
■「貸借対照表」を見るときの5つの手順
①全体の大きさを確認する
最初に、決算書の「金額の絶対額(総資産額)=会社の規模」をみる
規模が大きい会社ほど、毎年の決算書の変化は小さくなる=小さい変化にも意味がある
②右目(負債と資本の境界線)の位置を確認する
会社は「返済を約束した金額」を返せなくなった時に倒産する。負債<資本の方が望ましい
③左目(流動資産と固定資産の境界線)と右目の関係を見る
資産は、流動資産(返済にあてられるお金)>固定資産の方が望ましい
「固定資産」部分は、資本(返済しなくてよい金額)でまかなわれているのが望ましい
④右眉(流動負債と固定負債の境界線)と右目の関係をみる
⑤左眉(当座資産とたな卸資産の境界線)と右眉の関係を見る
■貸借対照表は全体として右上がりの顔が安全性が高い!
貸借対照表は会社の「ストック(蓄え)」
曽根喜計算書は会社の「フロー(流れ)」を表す
■キャッシュフロー計算書
「営業キャッシュフローは大きければ大きい方がいい」この1点だけ