【感想・ネタバレ】ドキュメンタリーの舞台裏のレビュー

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Posted by ブクログ

何故この本を手に取ったのか、読み終わっても思い出せないけど。。
ドキュメンタリー好きの私には前半は★3だったけど、なぜ君、香川1区の辺りはとても面白く、★4に格上げw
映画も観てみよう。

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2023年03月30日

Posted by ブクログ

お父様の大島渚氏とは、仕事の話をしたことはほとんどないそうだ。
でも、〈カメラマンは運動神経がいい人がいいよ〉という教えを残したとか。
多くを語らなくても的確な答えを与えてくれる。
印象的な話だと思った。

P86
ドキュメンタリーを作る場合、〈どんなことを『恥ずべきこと』と思うかが一致していないと、うまくいきません〉

ドキュメンタリー映画の制作話など
興味深く読むことができた。
おもしろかった。

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

自分と向き合い、自らを掘り下げること。
人と向き合い、ドキュメンタリーに編み上げること。
全く違うようでいて、根は同じと感じた。

仕事でインタビュー取材に携わることになったこともあって大変参考になった。

著者は大島渚さんのお子さん。
自分と同い年だったのか。
大島渚さんのご子息で、あの時代のフジテレビだったらまぁやっかまれたり、コネ入社と陰で馬鹿にされたり大変だったろうなぁと思う。
そうしたことも、振り返って冷静に文字にできるくらい、時間が経ったんだな、とも思った。

少し前、フジの同年代の社員さんと会ったとき、「こんなことになるとは夢にも思わなかった」と言っていたのを聞いて、30年という月日は思いもかけない変化をもたらす年月なんだな、と改めて思った。
あの輝いていたフジがこんなふうになってしまうとは。


「命じられたわけではなく、自分で選んでやっている。嫌なら断ればいい」「仕事にははっきりと値段がつく」この2点がフリーの良さで、自分には合っていると感じました。p81

「どう切り取るかは」は、ディレクターによる被写体の解釈です。ディレクターは取材者であると同時に表現者でもあります。(中略)取材が始まる前もしくは取材の初期に、自分なりのテーマを決めて撮影に臨むことが重要です。p88

「右手に花束、左手にナイフ」
相手に敬意をもって接することはもちろんですが、大切なのは、その人のどういう部分に興味をいだいているか、取材者自身の考えをきちんと伝えることだと思っています。(中略)「この人にだったらどこを撮られ、どう表現されても構わない」とまでなれば、最も良い状態と言えるでしょう。そうした関係を築いた上で、今度はナイフです。これは、批評性と言い換えてもいいと思います。(中略)やはり現場で、自らの言葉で、その人への疑問点をしっかりぶつけることです。p89

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2023年01月30日

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