あらすじ
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あなたの話す・書く英語は、ネイティブ・スピーカーに正しく伝わっていますか?
残念ながら、日本人の英語はネイティブはじめ世界の人々に、その内容を正しく理解させるどころか、誤解を生み出していることが多いのです。多くの人は、その理由を「正しい構文や文法を理解できていないから」と考えがちですが、大間違いです。
筆者はハーバード大学に留学し、医師・研究者として世界中の人々と英語で交流したり、WHOなどの国際機関で活動したりするなかで、日本人が見落としている、英語に関する「3つのピットフォール(落とし穴)」の存在に気が付きました。
すなわち、「日本語的な発想」、「冠詞の誤用」、書く英語に関しての「トピック文の欠如」です。本書では、この3つの落とし穴を回避し、学校で習った英文法から離れ、日本人特有の癖をなくして「英語らしい英語表現」を身につけるためのテクニックを紹介していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本人はI を主語にしがちなので、動詞などを名詞にした方が自然というようなやれたないいなと思うことが書いてありました。30代の私には失敗談や経験例が古いと感じ共感できなかったので3の評価です。
Posted by ブクログ
ハーバード流とあるが、あまり関係ない。一般的な英語の参考書を、更に活きた英語となるような助言付きといった体裁だ。イディオムなども豊富でそれなりに勉強になった。同じように使っている言葉でも、単語の選び方でニュアンスがだいぶ変わる。
「家まで送る」をI will send you home.と言うと、「家に送り帰すぞ」という強いニュアンスに聞こえる、というのは面白い。I am not hearing music.は「聞こえない」、I am not listening to music.「聴いてはいない」は使い分けに注意、など。
下記のような活きた会話も。
私:「ふだんは何をしているの?」と尋ねるつもりで:What are you doing?
女学生: | am weighing sodium chloride.(塩化ナトリウムを量っているところ)
私:それは見れば分かるよ。ふだんの仕事は何をしているのかと思って。
女子学生:だったら、What do you do?と聞くべきよ。
また個人的な話だが、 ... の記号の意味が初めて分かった。エリプシスと呼ばれるピリオド3つ。省略に用いるらしい。