【感想・ネタバレ】漫才の教科書 ネタ作りから売れる⽅法まで、ぜんぶ教えますのレビュー

あらすじ

漫才師になる方法を有名放送作家がズバリ伝授。
ナイツ、ストレッチーズとの鼎談も収録!

面白い漫才はどうやって作るのか? どうすれば漫才師になれるのか? そんなギモンに直球でお答えするのが本書、『漫才の教科書』です。大阪・放送芸術学院専門学校の芸人コースでの特別授業をまるごとパッケージし、お笑いセンスの身に付け方から、漫才ネタの作り方、演技のノウハウ、売れるためのヒントまでを丁寧に解説します。さらにはストレッチーズ、ナイツと、本書の編者である元祖爆笑王の鼎談も収録。漫才の作り方を、より実践的に追究します。まさに「これさえ読んでおけば大丈夫」な1冊です。M-1グランプリに応募する前には、ぜひ本書に目を通しておきましょう! それが正解です!
*本書は弊社刊『しゃべくり漫才入門 ボケとツッコミの基本、ぜんぶ教えます』の改訂版です。

【CONTENTS】
■第⼀章 漫才師になるための⼼得
■第⼆章 漫才作りの準備と基本
■第三章 ネタ作りと台本構成
■⿍談 ストレッチーズ×元祖爆笑王
■第四章 演技/売れるためには
■第五章 ネタ⾒せ実況中継
■特別⿍談 ナイツ×元祖爆笑王
■漫才ミニ用語集

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Posted by ブクログ

お笑いの人達は四六時中、正解のない笑いのことを考え抜いているんだな。
ということがわかる本。

お笑い芸人養成学校の特別授業の講義内容。

どうやって漫才を作るか、台本作りをしていく中で、漫才の仕組み(コツ)を説明していく。
体系だって、ロジカルに説明されていて面白い。

講師の先生たちも、昔自分のネタを考えるのに考え抜いていた人達で、なおかつその後も放送作家やTVディレクターなどばりばりこの世界に住んでいるからこそ、裏付けがばりばりあり説得力が高い。

笑いの法則は
フリ→オチ→フォロー
で、フォローがないと笑いにならない。
漫才だと
キャラ→ボケ→ツッコミ
ツッコミでやっと笑いになる。

当たり前だけど、この構成をきちんと理解して、今後漫才やコントを見るとより面白そう。
また、フリとしてのキャラ設定をしっかりすることで、ボケ、ツッコミがより生きてくるというのも面白い。

それ以外にもお笑いコンビへのインタビューや、養成学校の生徒たちの漫才に対する講評なども、なるほどと思える内容。

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2023年04月16日

Posted by ブクログ

広い知識の中に深い知識、テキドニセイリシ(天気、気候、道楽、ニュース、性、田舎、旅行、仕事)など漫才抜きでも役立つ知識。
漫才はネタだけかと思っていたけどキャラクターが作り(本書では勘違いナルシスト)が大切であるところは創作系において重要な要素であることが分かる。
ボケ(言葉遊び、リアル、キレ、動き、顔、ながら、すかし、天丼、下ネタ、過剰、自虐、暴走、裏切り、大げさ、タイミング、失礼)とツッコミ(否定、肯定、どつき、ノリ、たとえ、すかし、無視、一刀両断、説明、リアクション、笑いながら、全力)の種類が多くお笑い芸人の方々の苦労がしのばれる。

0
2023年07月07日

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