【感想・ネタバレ】漫才の教科書 ネタ作りから売れる⽅法まで、ぜんぶ教えますのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

お笑いの人達は四六時中、正解のない笑いのことを考え抜いているんだな。
ということがわかる本。

お笑い芸人養成学校の特別授業の講義内容。

どうやって漫才を作るか、台本作りをしていく中で、漫才の仕組み(コツ)を説明していく。
体系だって、ロジカルに説明されていて面白い。

講師の先生たちも、昔自分の...続きを読むネタを考えるのに考え抜いていた人達で、なおかつその後も放送作家やTVディレクターなどばりばりこの世界に住んでいるからこそ、裏付けがばりばりあり説得力が高い。

笑いの法則は
フリ→オチ→フォロー
で、フォローがないと笑いにならない。
漫才だと
キャラ→ボケ→ツッコミ
ツッコミでやっと笑いになる。

当たり前だけど、この構成をきちんと理解して、今後漫才やコントを見るとより面白そう。
また、フリとしてのキャラ設定をしっかりすることで、ボケ、ツッコミがより生きてくるというのも面白い。

それ以外にもお笑いコンビへのインタビューや、養成学校の生徒たちの漫才に対する講評なども、なるほどと思える内容。

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Posted by ブクログ 2023年07月07日

広い知識の中に深い知識、テキドニセイリシ(天気、気候、道楽、ニュース、性、田舎、旅行、仕事)など漫才抜きでも役立つ知識。
漫才はネタだけかと思っていたけどキャラクターが作り(本書では勘違いナルシスト)が大切であるところは創作系において重要な要素であることが分かる。
ボケ(言葉遊び、リアル、キレ、動き...続きを読む、顔、ながら、すかし、天丼、下ネタ、過剰、自虐、暴走、裏切り、大げさ、タイミング、失礼)とツッコミ(否定、肯定、どつき、ノリ、たとえ、すかし、無視、一刀両断、説明、リアクション、笑いながら、全力)の種類が多くお笑い芸人の方々の苦労がしのばれる。

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