【感想・ネタバレ】ブルームーン、ブルーのレビュー

あらすじ

古い洋館に住むライターの堂園要は、満月を映す書斎の鏡から、過去の館に迷い込んだ。そこで自分の曾祖父である清巳と恋に落ちる。彼のため過去に留まろうとするが果たせず、絶望した要は自棄な生活を送っていた。そこに清巳そのものの容姿を持った遠縁の高階望が訪ねてくる。望は姿以外はまったく清巳とは違い、弟妹たちのために必死に働き、前向きに生きていた。要はその望の明るさに徐々に癒されていき……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイムトリップで転生ものでしょうか。
使い古された王道ネタな感じですが、上手に読ませてくれます。
これでデビュー作ということですので、他の作品も楽しみ。

過去に遡って曾祖父の清巳(血縁ではない)と恋に落ち、
媒体となる鏡を壊したことによって、二度と清巳に
あえなくなってしまった攻の要が、現代で清巳と瓜二つの
望と出会い、また恋に落ちるんですが、きゅん……とします。
特に同じ時間を生きられないと最初から悟っていた清巳が
残した日記帳には滂沱の涙……。
そしてその日記を通して出会った望と築いてゆく関係が、
なんだかもう切なくて切なくて。



書き下ろしも良かったのですが、次男くんのネタは
いらなかったかも……一族総BLの展開になりかねない。

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2013年11月09日

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