あらすじ
このあたりにはユニコーンがいるのよ――森の湖畔で幻の一角獣を目撃した、松浦凛・14歳。私立クララ女学院に通う孤独な少女が、淡い幻想と引き換えに手にしたものとは!? 謎に満ちた表題作をはじめ、遠足中の小学生たちが巻き込まれた奇怪な事件「花いちもんめ」など、切れ味鋭いミステリ7編を収録! メフィスト賞作家・中島望、初のホラー!
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Posted by ブクログ
ブラックとアイロニーに満ちた、ミステリ短編集。ホラーやファンタジーの雰囲気も感じられます。個人的にはこういうの大好き。でも読み心地は後味どんより。悪意に満ちてます。
お気に入りは「母願う」と「卵生少女」。特に「卵生少女」は一見SFでありファンタジーでもあるけれど、根幹はミステリですね。最初からいろいろと伏線はありました。しかしどうにせよ、こんな世界は嫌だ。