あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】
名画に使われた技術から
写真への応用例まで余すことなく紹介!
写真の良し悪しは個々の感性で決まるもの。
1つの正解があるわけではありません。
だからこそ、写真が趣味の方のなかには、
どう撮れば「いい写真」なのだろうと悩む人も多いのでは?
この本では、写真と同じく2Dである名画から、
構図、配色、視線の誘導や奥行表現の方法など、
写真にも共通する技術を学んでいきます。
名画は、時代を超えて多くの人に評価され続けてきたもの。
フェルメールやダ・ヴィンチ、北斎らによる名画から学ぶことで、
1つの普遍的な写真の見方、撮り方が分かるようになるのです。
絵画と写真に交互に触れながらテクニックを学べるので、
カメラの上達につながるのはもちろんのこと、
絵画と写真を見る目も養えます!
写真が好きな人、絵画が好きな人なら、
それぞれの楽しみ方がわかる、新しい視点が得られる1冊です。
目次
◆名画に学ぶ意義
◆主題を際立たせるための技術1主題を示すための基本
サイズ、向き/コントラスト/配色/リーディングライン
2配置(構図)
感情を表現する構図/日の丸構図/額縁構図/黄金比構図など
◆より魅力的に見せるための技術
3ビジュアルウェイト
安定と調和/奇数安定/変化と調和など
4リズム
◆弱み解決法
5奥行表現
三層構造/色彩遠近法/空気遠近法/線遠近法(透視図法)
著者紹介
東京カメラ部
SNSでのさまざまな写真コミュニティを運営し、投稿写真の選定を行っている。
このコミュニティ運営を活かし、公的機関などのSNSマーケティング支援とSNS運営代行をおこなう。
Instagram:tokyocameraclub
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【動機】写真、イラスト、紙面レイアウトなどを考えるときの参考にしたかったから
巻末の参考文献群が物語るように、学びの多い一冊。
紹介されている西洋画や浮世絵をみながら、構図に込められただろう意図を読んでいると、「画家たちはどれほど意識して描いていたのだろう」と感嘆する。
「<構図>を自分の制作物に取り入れてみたい」と思っているひとにとっては、紹介されている構図を真似て、簡単なスケッチをするだけでも、理解度が上がる気がします。
Posted by ブクログ
名画と写真を題材として、隠れた効果を解き明かして開く。
この知識を基に作品を生み出すのだろうと感じた一冊。
成る程と思うものばかりであり、名画のこぼれ話もとても良い知識になりました。
だから惹きこまれて行くんだと実感するものでした。
Posted by ブクログ
普段見たことある絵画も計算されて作られていることに驚いた。
分かりやすく構図を知ることができる本だった。
簡単な構図から挑戦していこうと思った。
Posted by ブクログ
2025年は美術への造詣を深めようと、ずっと撮り続けている写真からのアプローチとしてこの本を手に取ってみた。
構図の解説はわかりやすくてよい。けど、「私の撮る写真(そして私の撮りたくない写真)」の傾向が割とはっきりしていることもあって、構図の作例としての写真には「こういう写真が撮りたいのではないんだけどな」と思うことが多かった。今回の目的は写真に活かすことではないので、まあそれはしかたがない。
Posted by ブクログ
歴史的な名画を題材に、写真にも応用できる基本的な構図について解説されています。絵画は画家が構図の全てをコントロールできるわけなので、構図を学ぶのには写真以上に最適。本書のアイディアは素晴らしいです。
一方、当然写真の例も紹介されていますが、写真の構図はある程度の割合で結果論的なところもあるという印象を受けました。撮れたものに後から基本構図の概念を当てはめているような。それでも掲載されている写真がどれも素晴らしいもので、見ているだけで楽しいです。どちらかというと、味のある写真よりも派手でインパクトのある、インスタ映えする系統の写真が多かったです。
Posted by ブクログ
写真を撮るのが劇的に下手なので少しでも参考になればと思い、読み始めた結果、絵画にこんなにもいろいろな構図の技法が使われていたことに驚いた。
絵の中心ではなく端に人物がいる構図は、一見、バランスが悪く思えそうなものだが、実はもう一端に物体があったりして、バランスが取れている。これは意図して撮らない(描かない)とできないと思うのだが…
ラバットメント技法はそう言われても実践するのは難しい。
色の使い方や線で注目する対象へ誘導する技法も面白い。(間違いなく自分ではできない。)
写真を撮る時、私のようにセンスがない者は、直感で撮るのではなく、考えながら撮ることが大事だと思われる。(今更)