あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
2006年にコトブキヤから発売された「アキラ」を皮切りに、ニトロプラス キラルのBLゲーム『咎狗の血』キャラクターの立体化が始まり、以降スタチューやデフォルメフィギュアが制作されるなど、フィギュアの中で一ジャンルを形成しました。BLフィギュアの歴史はBLゲームとともに始まったといっても過言ではありません。
本ムックでは2006年~2022年にかけて発表されたBLフィギュア&ドールを総ざらい。撮り下ろしの美麗グラビアに加え、BLフィギュアを解説します。原型師・彩色担当のインタビューや各作品の作者によるコメントを掲載。見ごたえ&読みごたえ満点の一冊をお届けします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
BLゲームの歴史も知れる良書でした
惜しむらくは定価2475円と値が張るところです
成人向け美少女フィギュアに続いて女性向けBLフィギュアが開発され今日に至るまでが解説されています
そもそものBLゲーに暗い人でも本書を一通り読めば代表作の概要、ネットでよく見るBLゲーがどういう作品なのか軽く知れます
あの独特な絵がなんで魅力なのか、少し分かったような気がしました
ニトロプラスのBLゲーのシナリオがとんでもないことがよく分かりました
少女漫画を男同士に置き換えただけだろうと思いましたが大分ハードな内容らしいです
咎狗の血のアルビトロが所有する「狗」のインパクト、そして乙女たちの需要があることからファンの熱気が伺えました
平成の腐女子はエログロに免疫を持ってらっしゃることがニトロプラスキラルの作品表を見て分かりました
虚淵玄さんだけでなく、淵井鏑さんというライターさんがいるとことも知れました
成人向け美青年フュギュアに関しては、原型師の方々が男性のもつ骨ばった筋肉美を追いかけてる様子が伝わりました
たしかに乳首OKなのは新鮮でしたし、ここぞとばかりにダメージ負わせて乳首丸出しフィギュアを捻りだしていたのは凄かったです
BLフィギュアなので絡みも大切という世界観も新鮮でした
そのため重なった脚が削られているのも知らなかったです
陰茎の造形にもこだわっていて、汚くならないように、けれど曲がる方面やピンク感の表現など、局部に向ける情熱がすごかったです
ヴィネットやスタチューなど基本知識のない私でも楽しめました
フィギュア化のメディアミックスに関わるクリエイターの熱に当てられる雑誌でした