あらすじ
中国歴代皇帝のなかでも屈指の名君、唐の太宗と、彼の家臣たちとの対話集『貞観政要』を、現代の経営的観点から読み解いた一冊。
『貞観政要』は帝王学の教科書として、古来より長きにわたって読み継がれてきた。徳川家康も愛読したと言われており、指導者としてのあり方や組織の活性化、人材育成についてなど、リーダーに必要な教訓であふれている。
中国古典研究者にして慶應義塾大学名誉教授の竹内良雄と、その弟子・川崎享(株式会社エム・アイ・ピー代表取締役社長)が、現代のリーダーに向けて100篇を選出。明解かつ実践的な解説により、いにしえの名著が現代の新定番としてここに生まれ変わる。
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Posted by ブクログ
18 72はなるほどと思いました。創業と守成どちらも困難だと思います。創業は、ひらめき、運、人などが必要。守成はあぐらをかかず常に新しいことをしないといけない。
Posted by ブクログ
時を超えて浮かび上がる「名君」の優れた実像。トップたるものは大きな器量を持て。
本書より、トップリーダーたるものは、人物を見定める目を養い、抜擢した人財を徹底的に信頼する。
良き人財とは・・・、
他人の指摘が自分の意に添わなくても、自分の短所を改善できる者。
リーダーであっても日々の行動は、内省し、常に改善を繰り返す。それに加えて、人を見極める力が必要であることを、学んだ。