あらすじ
不動産投資、暗号資産、オンラインサロンなど、自らの才覚で巨万の富を手にする人々が続出し、日本の富裕層は近年大きく変化した。海外移住サポートを通して2万人以上を知り尽くした著者だから知る彼らの哲学、新時代の稼ぎ方を大公開!
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Posted by ブクログ
日本人の富裕層と呼ばれる人種に変化が見られる
その人達を「シン富裕層」と呼ぶ
過去には
ビジネスオーナーや相続により億の資産を持つものたちが相談に来ていた。
現在は
情報商材ビジネス(YouTuber)や暗号資産による億り人が増えてきている。
働き過ぎている人がリタイアした後、
「人生で一番良くないのは、やりたいことがなくなること」と明言して、また働きたがることがある。
シン富裕層の暮らしぶりは「シンプル」というより地味
「モノ」の値切りは良いが、
「人のサービス」による値切りはしてはならない
Posted by ブクログ
【おすすめの人】
富裕層とはどんな生活をしているのか?
普段の生活から富裕層とはかけ離れたところにいると思っている人ほど、
この本は、
より面白く読めると思う。
あとは海外移住に興味がある人
個人的には、
おわりに、この著者は、海外移住のサポート企業としてアエルワールドを創設した話が書かれているが、
その会社はお客様に育てられている事業が大きくなったと書かれていたところも印象に残った。
【心に残ったところ】
ネットビジネス
…◯広く、浅く、実践的で役立つ
×狭くて深く専門的な知識
白紙2枚で入社試験
…その人の人なり、仕事なりが表れる
人の本質を見抜くためには、学歴と職歴、最後ジアタマ
様々な質問をすると、その人材の本質や得意不得意が見えてくる
(なぜ受験したのか?
どの科目が得意だったのか?
ご両親はどのように接したのか?
他に受験した科目はどういう学校か?
1日どれぐらい勉強したのか?合格したのに進学しなかった過去があったらその理由は?など)
若くて優秀なトップがいる会社に若い頃からずっと頑張る部下がいれば、みんな良い結果を残す。
だから若いうちに起業したほうが正解。
若い人材を気長にずっと育てていくが、実は効率が良い
しっかり準備しようと思うと、いつまで起業できなくなってしまう。
それと自分の年齢はよく考えるべき。
無限に元気でいられるわけではない。
ビジネスのプレイヤーで第一線め頑張れるのは45歳位まで。
50歳超えると野球のピッチャーで言えば敗戦処理や良くてもワンポイントリリーフのみになってくる。
ビジネスマンの最盛期は35から45歳位で、特に40歳位は体力と経験の原最高の時期。
60歳で退職をもらって、起業する人は最悪。40歳ごろに引退してからメジャーリーグおみ足度大金を使ってトレーニングするのと同じ。
シン富裕層は意外と地味な姿と生活をしている
決断がとんでもなく早い
複数のビザを取る人も多い。(リスクヘッジのため)
国によっては、子どもが兵役の対象となることもあるので、注意(シンガポールの18歳以上の男子など)
数少ないチャンスに挑戦しないのが凡人。チャレンジするのがシン富裕層。
失敗しても、シン富裕層は、それを自己分析して次はまたチャレンジする。
男女間で違いがあるのもおもしろかった。
・妻が移住に賛成、夫が反対
→なんとかなる
・夫が移住に賛成、妻が反対
→子どもに伝染したり、妻が子どもを連れて日本に帰ったり
女性の方が生活環境を気にする
・男性で投資家で1億以上持っている人はよく見るが、女性で投資家で1億以上という人は見たことがない
海外移住の失敗
①家族が嫌がる
②家族の誰かが病気になる
③お金がなくなる
④ビザが認められず強制帰国させられる
Posted by ブクログ
この本曰く、いまの日本には5タイプのシン富豪がいる。
①ビジネスオーナー型
② 資本投資型
③ネット情報ビジネス型
④暗号資産ドリーム型
⑤相続型
そして○億以上の資産を持ったシン富裕層が、自分や家族の目的や理想に合わせて海外の移住を「購入」する。情報商材ビジネス自分のノウハウを売ったり、不動産の売買サイクルを回したり、投資に集中したり、色んな資産の築き方があるんだと思った。
実際にこういう人がいると聞くと夢が持てる。自分は恐らく①になりたい、けど損や得を気にしない精神力を持っていないから無理かも、などなど。
自分は凡人サラリーマンだが、可能性や視野を広げてくれる、とても面白い本だった。
メモ書き:
・都内駅近の広めマンションを資産として投資してみる。これからは中古車にとうしするひとが出てくるだろうから駐車場が広めのマンション必要。
・人脈と資産ができたら起業してみる。3年経てば起業できる。
・35-45歳がビジネス世界では第一線で頑張れる時。
Posted by ブクログ
日本の富裕層の実状を良く理解できる面白い本。自分は会社員であるが、同じ会社員からも「資本投資型」で富裕層入りしている人たちがいるようだ。また最近の富裕層は子供の教育目的で海外移住をしている人が増えているとのこと。子供をグローバルに活躍できる人材に育て上げることが、豪邸に住んだり高級車に乗ることよりも選ばれている。子供は文字通り「宝」となっていると実感した。
Posted by ブクログ
富裕層向けの海外移住支援を行っている著者からみた、近年の富裕層のタイプとそれぞれの性格や行動の特徴、どのようにして富裕層になったのかが紹介されている。
富裕層には以下5通りあり、2000年代までは⑤のタイプが多かったものの、インターネットの普及等により富裕層のタイプが様変わりした。
①ビジネスオーナー型
②資本投資型
③ネット情報ビジネス型
④暗号資産ドリーム型
⑤相続型
②の資本投資型タイプでは都心の家を数年ごとに売り払い、3000万円の特別控除を受けて叙々に利益を出しているというケースが参考になった。
また自身の主戦場である、移住についても紹介されている。
アメリカやオーストラリアといったメジャーな移住先だけでなく、ポルトガルのゴールデンビザなども初見で興味深かった。
Posted by ブクログ
ただの富裕層の説明かと思っていたら、海外移住用のビザを補助する会社の社長が経験から書いた本で勉強になった。
自分も海外移住に興味があるので、資産を築き、老後に検討したい。
住宅ローンを活用し、値上がりする家を買い、資産を上げる
Posted by ブクログ
今どきの富裕層が系統立てて書かれており、かなり腑に落ちる内容。
海外移住の話が多く、分母はやや偏っている印象を受けるものの、類似書が少なく、著者の仕事で出会った人たちを一般化したリアルな部分を知ることができるのは本書の強み。
Posted by ブクログ
シン富裕層とはどのようにして富裕層になったのか。
サラリーマンである自分が取り入れられるものは何か。
この本のお陰で少し方向性が見えてきた気がする。
海外移住もいつかしてみたい。
自分ならどこに行けるか夢や目標が広がりました。
Posted by ブクログ
新しい富裕層の話ではあるのだけど、海外移住を希望する人たちの分析や、海外移住に適した国の紹介などが主な内容。そういう意味では、タイトルと内容にズレがある。ただ、海外移住を希望する人がどんな人たちなのか、理解することができた。
Posted by ブクログ
海外移住をサポートする会社の社長が書いた著作。
近年の海外移住者はシン富裕層と言われる人たちが増えてきた。シン富裕層とは、旧富裕層とは考え方が違うらしい。
そして、シン富裕層は海外どこにいても、インターネットさえ繋がっていれば、そこからビジネスができてしまう。
Posted by ブクログ
シン富裕層と呼ばれるひとたち
ビジネスオーナー型、資本投資型、ネット情報ビジネス型、暗号資産ドリーム型、相続型があると言います。
高級車や派手な腕時計を持つ人などは少なく、堅実な生活を送る人も多いひとも。
また、暗号通貨など、資産を持つが、現金化にためらいがあり、普段の生活が苦しい人もいるというのは、資産があることの意味を考えてしまいました。
何億、何十億円と、自分には縁のない世界の話ですが、ある富裕層の以下の言葉は、仕事の面でも大切かなと思いました。
モノは値切っても良いけど、ヒトにしてもらうことは値切ってはいけない
仕事の質と賃金は連動するものもあるのかなと。
しかし、海外移住を考える富裕層が多いことは、日本の未来が心配になります。
Posted by ブクログ
2025年4冊目
シン富裕層についてよくわかりました。知識としては面白かった。シン富裕層の素養は自分とはかけ離れた人たちのため自身に取り入れられる内容ばかりではなかったが、参考にはなった。
•シン富裕層は人の実力やモノと価値を本質でしか判断しない
•一般人は情報にお金を払いたがらずケチる傾向がある、シン富裕層は逆に情報や人の行うサービスに多くのお金を払う。それで自分たちが成功したからである。
•YouTubeやマーケティングの勉強には中田敦彦の動画が良い。PDCAの回し方がよくわかる
•不動産投資の対象は公示地価で3年以上上昇している場所に自宅を買うと良い。例えば中央区、千代田区、港区、沖縄京都の中心市街地も外国人に人気、ニセコや白馬
•上記土地で低金利の住宅ローンで自宅を購入し、3年以上住み、節税した上で転売する
Posted by ブクログ
●2024年12月15日、Tiktokで「転職@勝ち組くん」というアカウントの仮想通貨に関する動画に以前コメントしててbotからコメント付いて見に行ったら、他人のコメントにこの本に、「@ニコラ・テスラ:日本のシン富裕層っていう本に載ってたけど、2013年?とか取引所とか無い時代にヤフオクとかで買って億り人になってる人が居てた」というレスがついてた。
●2025年7月31日、シュリンク精神科医ヨワイの録画みてて「毒になる親」という本にたどり着き、メルカリの相場をみたら以前買ったことある方が「毒になる親」ともう1冊あわせて500円で販売してたので一覧みてたら、これを見つけた。300円。
Posted by ブクログ
大体他で見聞きしてきた情報や自分のイメージと合致していて驚きは何もなかった。
本書を読む目的である「富裕層がどのようにお金を稼いで富裕層になったかの例を知る」は達成されたが、どちらかというと、個人的には読んで凹む部分の方が大きく、あまり楽しくはなかった。
というのも、富裕層に成り上がった要因としては結局「類まれなる実力、幸運、夫婦で上場企業に勤める、外資企業に勤めるといった学歴時点からの優位性、(一部親の遺産)」が主な要因だからで、再現性がほとんどないからである。
僕が20代の頃はお金を稼ぐ意志も、必要な情報を学んで選び取っていく積極性も、体力や健康も、そして努力する自身もあった。
なので心から人生は夢だらけだと信じて疑わず、投資やビジネスや起業の情報を集めたり人にあって話を聞いたビジネスプランを検討したりしていた。
しかし実際には一番情熱をかけていたプロミュージシャンへのチャンスは訪れなかったし、休日返上で働き続けても収入は上がらないし、売れるアイデアも出てこないし、投資の資金すら用意することが出来ずむしろ負債ばかりが増えていく有様だった。
30歳になって世界を放浪する旅に出てみて、また大量の本を読み進めていく中で、幸せはお金の多寡ではないことに気づいて焦りや闘争心が落ち着いてきた。
同時に、多少なりとも豊かになるために必要なのは堅実にスキルを磨いて実績を積み上げ、倹約して出費を減らすことであることを痛感した。
最近は哲学書を読むことも増えたからか、金持ち礼賛や拝金主義、資本主義的思考、成長神話のようなものを冷めた目で見るようになった。
さてそんな中で本書を読んでみて感じたのは、20代のジタバタの末に自分が突き付けられた絶望のリフレインだった。
著者はあくまで富裕層を顧客とする一ビジネスマンであるが、同時に彼らか学んで自分も大きく稼ごうとする立場である。
なので、彼らを過剰に持ち上げたりすることはないものの、どちらかというと彼らに憧れて彼らを見本にするスタンスである。
自分が既に見限った道ではあるものの、目の前にチラつかされると、やはり隣の芝生は青く見えるもので、期待と絶望の綯い交ぜになった複雑な心境が沸き起こる。
改めて、「他人は他人、自分は自分」、「自分の幸せは自分でコントロールする」、ということを再認識するに至った。
本筋でためになった情報としては、
・決断が早いと有利
・アメーバ経営のように小規模なビジネスを複数同時に進めるのがよい
・移住は子供の進学をよく考慮すること
・ポルトガルとドバイが人気。
・日本は海外富裕層に大人気
といったところだろうか。
以上。
Posted by ブクログ
資産が何十億円とかの人の話なので、自分とは関係ないかなと思ったが、「情報に価値がある」「人にやってもらうことにはケチらない」とか自分の判断基準を作る役に立つと思う。
あとがきに書かれていることが、この本の伝えたいことなんだと思う。
一度フラットな気持ちで、「これは自分なりに取り入れることができるかな?」と、真剣に考えてみるべきだと思うのです。思い込みから自由になり、挑戦し、決断する。
Posted by ブクログ
富裕層のなりかたとしては、ビジネスを成功させる、以外は博打に勝つ、という説明。(勝つために胆力が必要ではあるが)
富裕層になった後の海外移住に関する宣伝にも見えてしまった。
また、基本的に著者の経験からくる言い切りが多く、根拠が希薄に感じた。
Posted by ブクログ
【どこかで勝負している】
副題に「なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか」とありますが、その点に関してはあまり記述がありません。
新しい富裕層がいて、彼らの特徴はこんな感じです。ということが紹介されています。
ギラギラせず、欲がない雰囲気はよくわかります。
Posted by ブクログ
いろんな人がいるんだなあとなかなか面白かった。富裕層と言われる人はまあ増えているんだろうな。二極化が進んでいるのは今のご時世によるものなのかもね。
Posted by ブクログ
現代では富裕層の形が昔と変わってきている。
著者は富裕層を相手に海外移住のアシストをするお仕事。
実際に会ってきた富裕層の人の特徴をまとめている。
今はインターネットが普及し、仕事のあり方も大きく変わってきている。
新しいものに飛び込む勇気がある人が成功する。
動画配信はかつてはゴールドラッシュのように成功者をバンバン出していたが、今ではその勢いは失速しているのではないか。
みんなが良いと考えはじめていたら遅い。
信頼できる人、その道の専門の人の何人かが良いんじゃないと言い出したぐらいからそのビジネスに飛び込まないと富裕層にはなれない。
その勇気と運を持ち合わせている人が基本的には多いそうだ。
富裕層の子孫が富裕層なのは頷けるが、最近では最近まで一般的な人がいつのまにか富裕層と呼ばれる層に入っている。
いきなり書かれている自宅投資とかは真似できないが、マインドの部分を学べ、自分が本当に欲しいのはお金なのかということを考え直せる良い本だと思う。