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小鍋茶屋の続編
今で言う所のカウンターを設置して、夜の茶屋商いを始めたサヨ。
幕末の著名人が、サヨの料理を堪能していきます。
今回は恋のお話も…
美味しそうなお料理の数々、お腹空きます!!
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「月岡サヨの小鍋茶屋」がバージョンアップ!
私が登場を心待ちにしていた、逃げのあのイケメンも登場。
洋装でネクタイ姿であった。
あの人が来たのは、何年ごろで、何があった年なのか、と考えたり調べたりすると面白い。
それにしても、サヨ、飲み過ぎ!
前作を読むと夜しか飲んでなかった感じだが、カウンターが出来てからは昼から呑んでる。
そして、周りが手助けしすぎ、恵まれすぎである。
(まあ、こういうのはヒロインあるあるですが、そのお陰で思わぬピンチも迎える)
・・・そんな、読者の密かなモヤモヤを代理で突っ込むのが、売れない落語家、桂飯朝(かつら はんちょう)
現代の人で、古本屋で見つけたサヨの日記のような『大福帖』を元に「噺(はなし)」を書いているという設定である。
その中で印象に残ったのが、今までに数々の年号があった、自分は昭和生まれだから、平成、令和と変わった時に居合わせた、しかし、江戸から明治に代わった時ほど世の中が大きく変わった事はないだろう、という部分。
(正確には、年号で言えば「慶応」から「明治」に代わったのだけれど)
色々な歴史の節目はあったけれど、「和」から「洋」への大きな転機だったなあ。
馴染みのない文化が入ってくることに抵抗がある人の方が多かったのではないかと思う。
でも、サヨも言うように、いい事は取り入れていったらいいのではないか。
はっきりと書かれていないけれど、この本はもう「明治」に入っているのではないかと思う。
人は新しい物好きもいれば保守派もいる。
それでも、「和」は今に生き続けている。
素晴らしい事だと思う。
第一話 板前茶屋
第二話 土佐懐古
第三話 再会
第四話 氷簞笥(こおりたんす)
第五話 和魂洋才
男性のお客に混じっての女性のお客、思い詰めた哀しい雰囲気の人もいた。
しかし、松子さんは、たくましく美しく、次の時代まで生き抜いた人という感じがする。
Posted by ブクログ
周りの人に恵まれるって言う事は、その人の人徳でもあり、運の良さもある運が良いって言う事は実力以上の力が加わる,お店も繁盛しているし幼なじみの圭介と出会い、今後が楽しみ。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。勝海舟に桂小五郎、龍馬の妻おりょうなどが登場。料理を食べられないのは残念やわあ。まあ、柏井さんらしい話で読んでるだけでも楽しいけどね。圭介君は大丈夫かないな?