あらすじ
累計180万部の八咫烏シリーズ、待望の最新刊!
生まれながらに「山内」を守ることを宿命づけられた皇子。彼らの知られざる葛藤と成長を描く、大人気ファンタジーシリーズ最新刊。
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Posted by ブクログ
面白い、これは面白い。
最後の最後で、一本の線に繋がる。
長束、路近、清賢、翠寛の一連の過去があるからこそ、のラスト。
血盟箱を開けた後、皇后サイドはどうなっていたのか……。
成る程、と唸らずにはいられない。すごい。
Posted by ブクログ
ぎゃーーーーー、なんてこった!
そんな展開ですかーーーーーーーっと
叫ぶ
連休だし久々に八咫烏シリーズ読むかあっと手にとる
なるほど長束さまのお話かーおもしろそーーっと
読み始める
アニメ序盤、敵か味方かどっちかなーーーっと
思いつつうっわー味方でしたーーっっとめっちゃおいしい
立ち位置だったお兄さま
読みつつ、あれ、なんかちょっとイメージ違うとか思ってたら
あかちゃんよばわりされてるし‥
なんかやばいひと、という印象に違わずやばいおひと路近さん
ほんっとにほんっとにやばかった。
長束さまふぁいと!!としか言えん
とゆーかこれ、新章始まりってことだよな
あれなんか読んでない巻ある?
いやあーこのシリーズ完結したと思ってたよーー
ここからまだ展開があるとは
阿部先生すごいです。
あー久々に一気読みしたー面白かった
藤宮ちゃんなんかやばいことになっちゃったんだなーーうーん
奈月彦が殺されるとこは読みたくないなーーー
はあ
しかし読まねばな
Posted by ブクログ
「長束=しっかりしていて完璧」というイメージを破ってくる本でした。私の中では、3巻で少し完璧というイメージが崩れそうな場面がありましたが、「9巻目ではっきりしたなぁ」って感じです。
今まで、謎が多かった路近の過去も明かされ「パズルのピースが1つはまったなぁ」と思いました。
Posted by ブクログ
なぜ今長束の話?と思ったけど、そもそも長束の話ではなくミドリの話だった。長束もいろいろ成長してたのは知らなかったし、路近のことが恐くなり、またある意味純なのかと思ったり。前は完全に雪哉サイドとして読んでたから翠寛についてはよく思ってなかったんだけど、今回でとても好きになりました(現金)。最後に、ここでこう繋がるのね!と思った。いよいよ次は話が動くのかな?すごいたのしみ!
Posted by ブクログ
道理とは理想でしかない、しかし理不尽を受け入れるのは許せない…色々と考えさせられる話だった。簡単にはわからないからこそ楽しい一冊。
身分で辛い境遇に置かれてる女子が多いからついつい女子側の肩を持っちゃうなと思っていたらそれの男子版を見せられたり、長束さまっていつもいいように使われてんなと感じていたらついに赤ちゃん扱いされてたり、今までの巻で私が抱いていた感想ってぜんぶ阿部さんの掌の上だったのかも!とウキウキできたのでよかった。筆者のいいように踊らされるのは読書体験として至上です。(筆者の理想的読者になれたなどと考えるのは傲慢ですが?)
今巻で焦点が当てられた長束さま、路近氏、清賢先生、翠寛さん…もともと好きだった人もいるけど今回でみんなもっと大好きになれた。雪哉からみれば一世代前、つまり大人たちが大人になるまでの話を聞けたことで、彼らに対する信頼というか安心感を得ることができた。雪哉よりあとの次世代への期待と大人世代への信頼が合わさってかなり最強に近い気分になった。(勝手に雪哉を仮想ラスボスにしている)
主のラストで雪哉と路近が忠誠のあり方について軽く問答していたことの答え合わせが雪哉のいないところで為されたなという印象も受けた。路近の子ども時代を見てると、境遇は違えどなんとなく雪哉ににてる部分もあるなあとも思った。路近たちはいい先生に出会えたけど、雪哉は基本大人への警戒心高めなままだったような…。
鞠里ちゃんがしたたかな子でよかった。このシリーズに出てくる女みんな、ここぞな場面での気が強くて良い。
ところで奈月彦さんはほんま…真の金烏人格との分離が窺えるシーンで愕然としちゃった。記憶が欠けているせいで同一化がうまくできなくなったのはわかるが、金烏として座に座るならせめて自覚は強く持ちつづけるくらいは…やっぱり主か黄金のころが全盛期だったかしら。いやあの頃も色々理由付けながらなんだかんだ結局シレっと自分の想い人を選ぶような奈月彦人格の割合が強そうなお人だったけども、金烏としての振る舞いはつとめてたから…それこそ、実はなくとも形にはなってる忠誠とか、やらない善よりやる偽善というか。ともかく勝ち逃げされたみたいでくやしい〜!
Posted by ブクログ
久しぶりの八咫烏シリーズ。
前作までの内容か抜けてるから微妙かと思ったら問題なく楽しめた。
今回は長束さまと路近の物語。
と思いきやメインはまさかの翠寛。
いつぞやに雪哉と対立して完全なる敵だと思っていた翠寛ですよ。
びっくり。
路近と昔馴染みだったということで、翠寛視点で路近がどんな人物かを掘り下げていきます。
また「赤ちゃん」と評された長束さまの教育係としても大活躍。
これがまたいいキャラしてて。
印象がガラッと変わって好感度爆上がり。
初登場時はあんなに完璧で素晴らしい人物に見えた長束さま。
ポンコツっぷりが確かに「赤ちゃん」笑。
路近も芯は通ってるけど、お気に入りのおもちゃで遊ぶ子どもみたい。
ある意味いいコンビかも。
冒頭で「真の忠臣とはなにか?」に対する奈月彦の答え。
果たして奈月彦にとって雪哉は真の忠臣だったのか…もう知ることはできないのかな。
Posted by ブクログ
第二部、3作目。
前回の衝撃の展開のその後かと思いきや、ちょっとサイドストーリーな感じだった。
その後じゃないのかと…残念に思っていたけど、読み始めたら引き込まれた!
長束、路近、清賢、翠寛の話。
長束を中心とした話かと思いきや、 中心は路近だった。
路近、前から怖いと思ってけど…酷すぎる!
いや、路近の章を読むと、ただ知りたいだけだったのか…と同情しちゃったけど、いや、やっぱり酷いやつだよ(;・∀・)
長束、しっかりしたお兄さんと思ってたらこんなんだったのか…(-_-;)
そしてあのシーン…わかってることだけど辛い。
終章では、これは!帰ってきた!って歓喜!続きが気になる!
Posted by ブクログ
長束……。今回で親近感を持ちました。
しっかりもののお兄ちゃんのイメージがゴロゴロと崩れ去って面白かったです。
路近はやっぱりとんでもなかったし(優秀なだけに迷惑な人だわ)、それをぶん殴れる翠寛は凄いし(雪哉とやりあえるんだから、さすが)、清賢さんはもうあなた仙人ですか、と言いたいし。
長束陣営がどっしりと構えていてくれるとほんと安心できます。
今後もこの布陣で、翠寛さん頑張ってください。
と、思う1冊でした。
Posted by ブクログ
本当に人の印象がコロコロ変わっていくシリーズだな。
それが面白くもあり、感情移入しずらいところでもあり。
ちょっと理屈っぽすぎてついて行きづらかったけど、まあ面白いよね。
ぐいぐい読ませてくるよね。
なんか、雪哉一人が,冷たく暗く厳しい道を歩んでいる感がして辛い。
雪哉が全く出てこない物語で,雪哉を思わされる。